東京雲稜会の概要
東京雲稜会は、無雪期の縦走からロッククライミング、沢登り、アイスクライミング、そして
積雪期のバリエーションルートまで四季を通じてオールラウンドな山行をしている山岳会です。
沿革
- 昭和25年11月
- 東京雲稜会創立
- 創立会員:吉野幸作(代表)、塚田耕一、川又孝之、南博人、渋谷清、遠藤寛、八戸四郎、大菅圭司
- 昭和25年12月
- 第一回集会を神田柳森神社で開催。事務所を文京区原町・塚田方に設置
- 昭和26年7月
- 東京山岳連盟に加盟
- 昭和26年10月
- 事務所を世田谷区三軒茶屋・大村方に移転
- 昭和28年6月
- 事務所を中野区城山町・羽賀方に移転
- 昭和30年9月
- 八ヶ岳大同心正面雲稜ルート
- 昭和36年5月
- 集会場を中野・桃園会館に変更
- 昭和30年10月
- 東京都山岳連盟に加盟を決議(会員No.17)
- 昭和35年11月
- 創立10周年記念祝賀会を新宿イノヤマレストランで開催
- 昭和45年10月
- 創立20周年記念祝賀会を新宿厚生年金会館で開催
- 昭和48年9月
- 事務所を杉並区和泉・雨宮方に移転
- 昭和54年10月
- 事務所を中野区白鷺・荻原公(喫茶店:エルビエント)に移転
- 昭和57年11月
- 創立30周年記念祝賀会を新宿・東京大飯店で開催
- 平成13年11月
- 創立50周年記念祝賀会を目黒・雅叙園で開催
- 平成22年11月
- 創立60周年記念祝賀会を東京グランドホテルで開催
事務所
現在の事務所は中野区白鷺・荻原公(喫茶店:エルビエント)です。
集会場
集会は中野駅南口・桃園会館にて対面とオンラインで月1回 20:00〜21:00に開催しています。
仕事の都合で集まりはバラバラで、20:00位に始まることが多いです。21:00頃には終了します。
会費
入会金:2,000円
年会費:12,000円※途中入会の場合には分納可
山岳保険
万が一の事故に備え、会を受取人とする捜索保険に加入して貰います。日本山岳協会の山岳共済です。
会員数
会員26名※内女性会員:8名
OB会員23名※OB会員とは在籍10年以上の古参会員のことで、山に行かなくなった人もいれば、現役を指導しながら、引っ張って山に行っている人もいます。
会友33名※会友とは、居住地などの関係で会員としての活動は出来なくなっても、会とのつながりを持ち懇親会に参加したり、たまには山行にも参加する会員を指します。
地域研究について
東京雲稜会では、地域研究に積極的に取り組み、十分に知られていない沢を遡行し紹介してきました。以下のような発表事例があります。
- 昭和43年6月
- 東京雲稜会編「丹沢の山と谷」山と渓谷社より発刊
- 昭和47年4月
- 地域研究「越後・足拍子岳周辺の谷」を岩と雪・24号、25号に発表
- 昭和53年5月
- 地域研究「上越・蓬沢檜又谷」を山と渓谷・5月号(478号)、6月号(479号)に発表
- 昭和55年10月
- 白水社の依頼により谷川岳北面(仙ノ倉谷、万太郎谷、茂倉谷、檜又谷、足拍子岳、荒沢山) の地域研究の成果を日本登山体系「谷川岳」に発表
- 昭和56年11月
- 白水社の依頼により上越・越後大源太山の地域研究の成果を日本登山体系「南会津・越後の山」に発表
- 昭和57年5月
- 地域研究「越後大源太山」を山と渓谷・5月号(541号)、6月号(542号)に発表