会山行 足拍子岳 雪洞訓練

メンバー

2名

日程

2025年3月8日〜9日

行程

3月8日(晴)
土樽駅 11:45 幕営地 14:10

雪洞訓練をメインの目的としつつ、ピークハントも欲張ってしてしまおうと計画を立て足拍子岳へ。
朝早くでたものの、複数の渋滞に捕まり現地到着が大幅に遅れてしまう。兎にも角にも準備をして尾根に取り付いた。
想像通り雪はかなり深く、楽しくラッセルで進んでいく。スノーシューとワカンという装備だったため双方の浮力の違いが大きく、スノーシューでトレースを引いてもワカンでは踏み抜きが発生していた。パーティで装備を揃えておいたほうがラッセルの効率が上がると感じたので今後は注意したい。

計画では1142ピーク付近で雪洞を作って幕営するつもりだったが出発の遅れが響き同地点まで行くと雪洞を作る時間の確保が難しいと判断し標高850m地点で雪洞を作りやすそうな場所を見つけたので雪洞作成を開始して1時間半程度で雪洞が完成し幕営の準備が整った。
雪洞はしっかりとして大きくゆとりのあるものが出来、テントよりもかなり居心地良くくつろぐことが出来た。

雪洞を作るときに意識したほうがいいと思ったこと
- 大きく雪のブロックを切り取れるように段を作りながら雪を切り取っていくと効率が良い
- 二人が同時作業をできるようなスペースの確保をまずは行うと効率が上がる
- 天井は滑らかなドーム状に削って整形すると水の滴りがかなり防止されて快適さがあがる

登ってきた尾根がかなり大きなクラックがいくつも走っており、そのクラックの上に雪が被ってる状況だった。おそらく先週の温かな気温で割れたのだと思われる。翌日はピークハントをしようと思っていたが、この尾根を午後に下降することはリスクが有ると判断し、ピークハントはあきらめ雪面が安定してる午前中に下山し安全なところで雪上訓練を実施することに計画を変更した。

行程

3月9日(晴)
夜叉神峠登山口 09:28 夜叉神峠小屋 10:24 杖立峠 12:00 苺平13:48 南御室小屋14:20 薬師岳小屋 16:02

早々に下降を開始し、雪上訓練で視点の確保やロープワークなどの練習をして下山した。
朝の段階では昨日昼頃のゆるい雪の状態が嘘のように雪がしまっており安定して下降できた。

当初の目的であった雪洞訓練と雪上訓練を実施できて、上越の深い雪でのラッセルも短時間ではあったが堪能し、大変充実した山行になった。雪洞は朝になっても天井が下がってくることもなく1泊しかしないのはもったいないほど快適であった。

山域

上越上州

山行形態

過去の山行記録

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