L桂野、坂本、嵯峨、河内、岩本、吉田、駒形(体験)、川上(体験)
2024年4月6日
4月6日(晴)
広沢寺岩場 09:00〜16:00
今年のレスキュー訓練は、広沢寺の岩場で実施された。
まず、桂野、嵯峨、岩本、河内と坂本、吉田、駒形、川上の2組にわかれる。
桂野グループは懸垂下降時のバックアップや懸垂下降時の途中停止。登り返しの練習。
坂本グループは体験者が2名いるため、懸垂下降のシステムや懸垂下降の実施もおこなう。
その後、器具がないときのムンターヒッチでの懸垂下降のあとに、引き上げ(1/3レイジングシステム)の練習。全員が1/3だけではなく、1/5での引き上げのシステムを構築し実施した。
次に、バックアップや懸垂下降の途中停止、引き上げの手順を利用して、『アルパインクライミングで2名が登攀中に、リードクライマーにアクシデントが起き、セカンドのクライマーの自分よりも下へ滑落した場合にどう対処するか』を想定し、クライミング中の自己脱出と引き上げの練習をおこなう。
滑落したクライマー側のロープに、強いテンションがある状態での仮固定はとても難しい。ビレイヤーはその後、引き上げのシステムやマイクロトラクションを利用し、ロープのテンションを移動させ、滑落したクライマーを引き上げる必要がある。
緊急時であっても、自分や相手の安全を確保した上で複雑な手技を落ち着いてできるよう、個人的に練習を重ねる必要があると感じた。
ザックとストック、雨具、フリースを使った搬送法は、いざという時に仲間を下山させるために有効だ。個人的には、もう少し下半身の筋肉を鍛えたいと反省。
最後に、桂野、河内、駒形。坂本、吉田、川上。嵯峨、岩本の3組に分かれて弁天岩をマルチで登った。
岩はとても楽しい。ただ楽しさだけを求めるのではなく、技術や知識、経験を着実に積んでいきたい。
丁寧に教えてくださったリーダーの桂野さん、坂本さん。本当にありがとうございました。
岩本
丹沢
レスキュー訓練