坊抱岩

日程

2022/10/19

山域

筑摩山地

メンバー

宇塚、宇塚あ

目的

フリークライミング

行程

2022/10/19(晴)
8:00安曇野発 - 9:50坊抱岩着 - 15:00撤収

外岩が少しご無沙汰となったせいか、2人ともモチベーションがあがらず静かにアプローチをすすむ。
岩を休んではいけない。
いつもと変わらない冠着山が、黄色く色づいた木々が清々しく迎えてくれた。夜にまた雨が降っていたが、岩の状態は問題ない。 前日に、アッサーIIのホールド欠損情報を斉藤が教えてくれた。アップ後、どれどれと宇塚が試登。確かにムーブは変わるが、変えれば問題ないとのこと。私のアッサー1本目。下部で手こずり各停で登る。ホールドが欠けたせいにしたいところだが、これが実力だ。核心では2テン。サイドカチからピンチに変更すると、すんなり抜けられた。
休憩の間、宇塚は筋トレよろしくで登り続けている。私のアッサーII2本目。下部がある程度まとまりすんなりいけて、核心前のレストもできた。核心のアンダーも取れた。と、ここでハートがヨレてしまいテンション。素直に落ちればよかったのに、ヌンチャクをつかもうとして指を切ってしまった。金わらで、血まみれの岩を思い出す。フォールするときは、男らしくフォールしなくてはいけない。ヘタにヌンチャクをつかもうとしてケガをしたり、クリップが外れることだってあるだろう。そのまま下降し、宇塚に筋トレの続きをお願いして回収してもらった。
新人のころ三つ峠で指を切ったとき、二宮から、血が出たら何くそ!と思うんだよ!と叱咤激励されたことがある。未だに何くそ!と思うまでには至らないが、次の岩予定までに治るだろうか。と考えるくらいにはなれた。
何よりケガをしないことが、いちばん大切だ。

記:宇塚あ

過去の山行記録