2022/10/15
谷川連峰
高橋、吉川、古谷、佐々木、河野、加藤隆、前田、矢ヶ崎、宇塚、宇塚あ、大ちゃん、藤田、瀧濱、二宮
追悼、ケルン50周年山行
2022/10/15(晴)
9:05天神平駅ロープウェイ前発-10:55熊穴沢避難小屋着(小休止)-11:15発-12:45ケルン着-13:35ケルン発-14:20熊穴沢避難小屋-15:40天神平駅ロープウェイ着
錦秋の谷川岳。ロープウェイの土合口駅で集合したOBの面々は、なんだかんだ言っても相変わらずで、とても嬉しかった。 秋晴れの蒼い空と見事な紅葉は、塚田さんと穂刈さんからの贈り物だろうか。ロープウェイをおりて早々に歩き出す。さぞや色々な想い胸に登っているんだろうな・・とOBの頼もしい背中を仰ぎながら歩みをすすめる。
とはいえ紅葉まっさかりとあって、道は高尾山のごとく大渋滞だ。こんなに沢山の人間を見たのは久しぶりで、ペース配分も何もないが、紅葉を愛でながらすすむにはちょうどいいのかもしれない。
はじめのうち、OBたちにがんばってついて行こうとしていた大ちゃんも、進むうちに集中力が切れてくる。岩場の渋滞で止まると、たいくつなのだろう。クネクネしては抱きついたり、ぶら下がったりする。山ガールにチヤホヤされれば、がぜん張り切るのだが、いかんせん谷川岳は年齢層が高い。それでも岩場のパートは楽しそうに登っていた。
ケルンに到着してしばらくすると西黒尾根パーティと合流し、無事に山頂を踏むこともできた。集合写真を撮って、早々に撤収。下りの方が紅葉が一層きれいに見える。OBたちは下りの岩場も難なく降りたのだろう。あっという間に姿が見えなくなった。
天神尾根がこんなに岩っぽいことは、宇塚も私もすっかり忘れていたのだが、下山の前に藤田が、大ちゃんの下り用にと宇塚にロープを手渡してくれていた。岩場はぬめると大人でも不安定な場所があったが、日ごろのクライミングの成果か、ロープを使わずに降りることができた。みんなから少し遅れをとったが、子供の体格では岩場は大きく見えただろう。疲れをみせながらもよく自力で歩ききったと思う。
谷川岳の歴史を創ってきたOBたちに敬服しつつ、終始サポートとフォローに徹してくれた藤田と瀧濱に感謝し、渋滞のロープウェイに乗り込んだ。
記:宇塚あ