雨飾山

日程

2022/10/09

山域

頸城山塊雨飾山

メンバー

L加藤智、野水、宮脇

目的

ハイキング

行程

2022/10/09(曇時々晴)
8:00 雨飾高原キャンプ場登山口 - 9:15荒菅沢 - 10:50 雨飾山山頂 - 11:05 - 12:30 荒菅沢 - 13:30 雨飾高原キャンプ場

乗鞍岳から移動して雨飾山麓の雨飾高原キャンプ場にてテント泊。ここは登山口には珍しくオートキャンプ場になっていて翌日15時までテントサイトを借りれる。秋の行楽シーズンには激混みと噂される雨飾山において、駐車場を予約できる場所としては最高のロケーションだ。洗濯機、シャワー、トイレ、炊事場もついてて至れり尽くせり。
朝ゆっくり目に起きて縦走用の食事を消化。駐車場の混雑を高見の見物して8時に出発。しばらくは樹林帯を進む。地面はところどころ泥濘んでいてあまりよろしくはない。荒菅沢の渡渉地点に着くと、開けた沢筋に大きな岩峰「布団菱」が顔を覗かせる。ここは深田久弥が登頂した沢沿いルートの他にアルパインルートもあるらしい。

我々はさらに急騰の一般登山道を1時間ほど進み、程なくして頂上につく。頂上付近はなだらかな丘陵となり、紅葉が美しい。山頂から来た道を見返すと登山道が笹原に絵を描き、女神の横顔に見えるらしい。なるほど。女神かは判然としないが人の目と鼻と口に見える。

雨飾山の山頂は山頂標識のある南峰と石仏のある北峰にわかれていて、両方をお参りして帰途についた。

最近、天候に泣かされて転進先がたまたま百名山となることが多い。今まであまり、百名山には興味がなかったが、来て思うのはやはり良い山が多いなと感じる。

当初、白馬から蓮華温泉までの縦走を予定していたので、蓮華温泉ロッジはキャンセルをせずにそのまま宿泊。日本酒や野天風呂など、大人の休日を満喫した。

翌日は帰るだけだが、宮脇たっての希望で大町の山岳博物館に立ち寄る。天性の真面目さを発揮して、山の成り立ち、植生や山の動物たち、近代アルピニズムについて熱心に勉強していた。関心関心。

記:加藤智

過去の山行記録