2022/10/02
奥秩父
L藤田、喜多
マルチピッチクライミング
2022/10/02(晴)
8:00駐車場出発 - 10:00登攀開始 - 11:20 5P目 - 12:10 6P目 - 13:15 時代ルート - 14:10 8P目 - 15:45 頂上 - 17:05駐車場
今日も登山日和、タンパク質豊富なホットサンドとコーヒーでお腹を満たし、宇塚ファミリー、瑞牆山メンバーと別れ出発。
取り付きまで行きすぎたり戻りすぎたりして時間をロスし、2P目取り付き手前に着くと、1パーティが取り付いていた。こちらの方も迷い時間をロスしたとの事。
今回は、登攀用具の他に、2人の靴とヘッデン、水各500mLを入れたザック1つを携帯。私はポケットに羊羹忍ばせる。
取り付きからトラバースで2P目スタート、ここから喜多リード。久しぶりのマルチで5.8のスラブにびびる。
3、4P目(3rd、10a)は、つなげて藤田リード。最後のトラバース手前で一旦ピッチを切って前パーティ待ち。トラバースを越え5P目取り付きへ。5P目(10c)藤田リード。出だしの右足を思いっきり切れた壁側へのハイステップが、ギアが重くてA0で上がる。
6P目(10b) 左稜線ハイライト、高度感が素晴らしいピッチをリードせてもらう。核心は、トポの情報から右カンテ部分。カンテ状に足と右奥に手がかりが見つかる。やったね。
7P目(10a)は藤田リード。左に下がってのフレークから上がるところと、最後のデリケートなフェースが微妙。
8P目は、ルートを左に10mはずれ、左稜線隣の時代(10c)OWに藤田がトライ。
見事にオンサイト。終了から、大面山頂へも行けるが、喜多が技術的に無理なので、藤田が一度降りて正規ルートのチムニー取り付きに戻る。8P目は、土のルンゼ上をワイドの取り付きの手前で切り、前のパーティを待つ。9P目(10a)は、藤田がリード。出だしはバック&フットのワイド、上部はOW。やはりまだまだである。
10P目(3rd)は、時代ルートの残置カムを回収後、頂上へ。
初の大面岩は晴天でとても気持ちよかった。
別パーティの吉田たちを待たしているので帰路を急ぐ。下山は、小面よりヘ残置フィックスロープで懸垂し、コルへ降り取り付き点の荷物を回収し下山した。
今回は、時代を登るために、5番6番のカムを準備していたが、左稜線は、ヌンチャク10、0、5〜3カム、スリング沢山。
最後のピッチがワイドの技術必要。バックアンドフットとOW。
トポにも書いてあるが、このルートで苦労する所は、最後のOW。
大面岩左稜線は、今年行きたいルートだったが、7月半ばに右肘を痛めてから思うようにクライミングできず、今回の左稜線の計画は嬉しいけどテンションが上向かず、下がり気味、でももうシーズンは終わっちゃうし、行かなかったら来年になっちゃうなどなど悶々として甲府幕岩へ。
久々の外岩でなんとか明日は行けそう?
キャンプ場での皆んなとの楽しいひと時、美味しい食事で気合い入れ、なんか瑞牆山3人娘と宇塚ファミリー見ていたら気持ちも上向きに!
久しぶりのマルチだったので出始めはぎこちなかったが、高度感抜群の絶景でのクライミングでとても楽しむことが出来た(OWはやっぱり苦手だが)。下山後、吉田さんにスッキリとした笑顔ですね。と言われ、やっぱりクライミングっていいなぁ。会の仲間も。
藤田さんありがとうございました♪
記:喜多