巻機山 米子沢

日程

2022/10/01

山域

三国山脈

メンバー

L加藤智、望月

目的

沢登り

行程

2022/10/01(晴)
7:00 桜坂駐車場 - 7:15米子沢入渓 – 11:00 巻機山避難小屋 - 12:00 巻機山頂上 - 15:30 桜坂駐車場

【沢から百名山シリーズ 米子沢から巻機山】

上越の茗渓と言われる米子沢。昨年も計画したものの積雪に見舞われて叶わなかったが、ことしは天気に恵まれ最高に気持ちの良い遡行を楽しんだ。
入渓は駐車場から沢沿いの道に逸れること10分ほどで最初は単調なゴーロー歩きだが、徐々に水が出てくるといきなり40mの滝となる。この滝は登れないので右岸を高巻きし、滝の落口を左岸に渡渉。足首くらいの平水なので問題なかったが、ここはスリップして滝から落ちる死亡事故が発生しているので注意が必要だ。水温が低いと水の粘性が増して足を取られやすい場所らしい。
米子沢は所々小滝はでてくるものの、登るというよりは側壁を高巻き気味に逃げながら進む。お助け紐を2回使用だけでロープは使わずに遡行終了した。
  上越の沢らしく明るく拓けていて開放感に溢れる。遡行終了点は巻機山の避難小屋の直下で、せっかくなので荷物をデポして山頂までピストン。山頂に近づくにつれ、木々は錦秋を装う。太陽の光が池塘を反射して目に飛び込み、夏の名残を感じさせながらも、稜線を辿る登山道が木々をかき分け、絵画の様な風光明媚な風景だった。

下山後は新米を食べようと六日町の市街に繰り出し、店を物色。魚沼の地元の飲食店が参加している本気丼(マジドン:新米を使った丼のこと)の一つを喰らい、八海山を買って道の駅で利酒をしながら宴会。なんでもない様なことが幸せなのである。
翌日はアイスクライミングのW杯日本代表 門田ギハード選手のトレーニング小屋にお邪魔して、冬のミックスアイスシーズンに向けてドライ壁でミックス練習を存分にしてから帰路に着いた。

記:加藤智

過去の山行記録