2022/09/15
奥多摩
吉田
歩荷訓練
2022/09/15(雨)
7:30古里駅-7:40御岳山登山口-8:50中ノ棒山-9:00大塚山-10:15日の出山-10:55麻生山-12:25南沢山-12:50金毘羅山-13:40武蔵五日市駅
先日、ロープとギアを背負いつづら岩と三つ峠を歩いた。
ロープが荷物に加わるだけでとても重く、ザックを早く放り出したい欲求に始終駆られていた。
そして、これよりザックが重くなると会のペースで歩けないかもしれない、と感じ歩荷訓練を計画した。
今回はザックに50mのシングルロープとクライミングギアや水2ℓを入れ、登山口でザックに石をパンパンに詰め込んだ。
そして、頼みの綱であるストックなしで歩くことにした。
古里駅に到着すると、天気予報に反してまさかの雨。
雲が重くて晴れる気配もない。
雨具を出そうかと迷ったが、奥多摩は樹林帯なのでそこまで濡れないだろうとそのまま歩き始めた。
御岳山登山口から中ノ棒山までは、登りが続く。霧が出て何も見えない。
平日の山は静かで、登山者とすれ違うこともあまりない。個人的には平日の山は大好きだ。
生憎のお天気で眺望が良くなくとも、自然の中に入って歩くと気持ちがスッキリとする。
歩荷で肩や腰にかかる重さは辛いが、写真を撮ったり、上を見たり後ろを振り返ったりしつつ、気ままに進んだ。
麻生山からタルクボ峰へ抜けるルートは2つある。今回は一部破線になっている山頂から降るルートを選択した。
難しい道ではないのだけれど、方角を確認しつつ地図を読むと楽しい。
降りでは、ストックがないという緊張感が功を奏したのか、滑ることもなくサクサクと歩くことができた。
思えば、ストックに頼りすぎていたのかもしれない。
山は楽しい。でも楽しいだけではなく、何か気づきを得続けることができると尚嬉しい。
記:吉田