馬蹄形縦走

日程

2022/07/31

山域

谷川連峰

メンバー

L藤田、喜多

目的

歩行訓練

行程

2022/07/31(晴時々曇)
3:30白毛門登山口駐車場 - 6:15白毛門-7:15笠ケ岳 - 8:30朝日岳-10:00清水峠 - 11:00七ツ小屋山 - 11:50蓬ヒュッテ-12:45武能岳 - 14:30茂倉岳 - 15:45肩の小屋 - 16:50天神平駅

有給を合わせての4日間で北アルプスを予定していたが、天気が悪いため、自分が歩いた事がない灼熱の馬蹄形縦走に、喜多に付き合ってもらい、本当に感謝です。当初は西黒尾根からの時計回りを計画していたが、夕方から雨予報のため、土合からの半時計回りに変更した。
朝の4時前にも関わらず、樹林帯での湿度が高いため、登り始めて10分も絶たないうちに、汗だくになる。熱中症防止のため、30分毎にスポーツドリンクを摂取する。
1,184mくらいから稜線に出て、風を感じれるようになり、少しは涼しくなる。右には朝焼け、左には一ノ倉が見える。 白毛門の頂上に到着すると、本日の馬蹄形の全貌が見えて、改めて長いと感じる。
笠ヶ岳、朝日岳には高山植物が咲いて、喜多から花の名前を教えてもらったが、自分は全く花の名前は知らなかった。ここで、平均年齢70歳くらいの登山パーティ5名とすれ違う。蓬ヒュッテに宿泊し、白毛門まで降るという。あの年齢で、あの暑さの中、あの行程を、自分にはやれる自信はないな。 ジャンクションピークからは、一気に1,400mくらいの清水峠まで下る。ここからは風もなく、照りつける太陽が、尋常ではなく、こまめに水分補給を取りながら、笹を刈った滑りやすい登山道で七ツ小屋山までたどり着く。
七ツ小屋山からは、谷川岳全体にかかる雲に助けられ、胸まである笹をかき分けながら進むが、アザミソウの刺がズボンの上からでも痛い。 蓬ヒュッテで、ぬるい炭酸500円を1本づつ飲み、いよいよ後半戦の登りに備える。
武能岳からはアップダウンが続き、茂倉岳の最後の上りが長く感じた。
茂倉岳では、ガスっており、茂倉新道に案の定、誘い込まれ10分程度のロス。
一ノ倉岳、オキノ耳、トマの耳を越え、肩の小屋にたどり着くと15:45。ガスっていたため、西黒尾根は困難と判断し、天神尾根に変更。時間的、体力的に判断し、最終17:00のロープウエーに間に合いそうなため、田尻尾根は諦め、ロープウエーで下山した。

・8月の谷川は暑いと思っていたが、予想以上に暑かった。しかしトレラン、年配の方も、あの状況で山行していたので、凄いです。
・トレランのトップランナーは、馬蹄形を時計回りで4時間台、自分の知り合いは6時間で走るそうだ、自分も体力低下を感じており、12時間超えの縦走山行も増やしていきたい。
・こまめにスポーツドリンク、塩タブレット、柿ピー、カリントウ、羊羹など栄養補給をとったため、熱中症防止が図れた。
・喜多は日焼けどめを塗っていたが、自分は塗っていなかったため、首筋にヒリヒリした感じを覚えた。救急セットに入っている、三角巾を首に巻いたことで、日焼けが抑えられ、汗もふけたため、有効だと感じた。

記:藤田

過去の山行記録