2022/07/30
奥多摩
吉田
歩行訓練
2022/07/30(晴後雨)
7:40鴨沢バス停 - 10:15七ツ石小屋 - 12:15鷹ノ巣山 - 14:00六ツ石山分岐 - 16:00農指山 - 17:00奥多摩駅
とても暑い日が続いているけれど、下山の練習や歩く体力を養いたいと思い、石尾根を歩くことにした。
当日は、昼以降に雨が降り雷も発生する予報だった。稜線を早く抜けることができるように登りはスピードをあげた。
鴨沢から鷹ノ巣山までは快晴。時折、遠くから雷鳴が聞こえてくる。奥多摩は蒸し風呂のように暑かった。
座って休憩したくとも、アブとブヨが多くて座ることも立ち止まることもできない。動き続けて、汗で全身がずぶ濡れになった。
虫にたかられるのは辛いので、歩きながら水分や行動食を摂った。
そのうち、小雨が降り始め、一気に空が暗くなり「もう夕方?」と不思議に思ったあとに雷鳴と大粒の雨が降ってきた。
運よく樹林帯に入ったので、ごそごそと雨具を出していると、斜面を川の様に一気に雨水が流れていく。
雨の恩恵を受けて、わたしに集まったアブたちはいなくなったけれど、霧が出て視界が悪くなったため足場に注意しつつ先を急いだ。
雷は絶えず鳴っていたため、もし近くで鳴れば姿勢を低くしてストックを空に向けて立てないようにしよう、とか
保護範囲内で素早く動こうとか、付け焼刃で前日に調べた雷への対処方法について考えていたように思う。
しばらく雨と雷の中を歩いていると、次第に小雨になり雷鳴が遠くなった。一安心していると、またアブとブヨが集まってきた。
アブとブヨは、本当に本当に手厳しい・・・
ただ、雨天と虫のおかげでよいトレーニングになったのかもしれない。
これらを避けるために小走りに下山できる訓練にもなったのだから。
今回の山行は、自分にとって暑くて長くて天候も悪いという悪条件が揃ったチャレンジする山行だった。
それを前提で行っていたので、歩く前は緊張していたけれどチャレンジしてよかったなぁと下山後は清々しい気持ちになれた。
やっぱり山は楽しい。
記:吉田