水根沢

日程

2022/07/02

山域

奥多摩

メンバー

L藤田、喜多、坂本、吉田

目的

沢登り

行程

2022/07/02(晴時々雷)
8:00水根沢バス停駐車場 - 8:10入渓点-半円の滝 - 9:02 3メートルの滝 - 11:50ワサビ畑 - 13:15半円の滝 - 14:15小下(大釜) - 15:30林道 - 16:15水根沢バス停駐車場

連日の猛暑のためか、入渓してくる人が多く、いくつかのパーティとすれ違った。
水根沢は水量が多いようだが、本日は通常よりも水の勢いがあるそうだ。時折、泳いで滝や岩まで向かう。
吉田は泳ぐ沢は今回初めて。先輩方の後を追い、出来るだけ素早く安全に移動することに意識を向けた。

沢を進んでいく中で、
・自分のシューズがどのような苔や岩で滑りやすいのか歩行しつつ確認すること。
・沢の深い部分がどのような状態になっているのか水中メガネで目視すること。
という確認方法を教えていただく。
「こうかもしれない」と推測のみで安易に行動することが、転倒や滑落、水難事故に繋がる。
まず行動を起こす前に一つ一つの安全確認が重要であると改めて感じた。

最後の半円の滝では両足両手を突っ張り、チムニーで登っていく。
滝の流れが急激な箇所は苔が少ないことを思い返しつつ、足場や手を置く場所を探りながら最後まで登りきることができた。

計画書の中にフローティングロープがあった。山行前に調べると水に浮く素材のロープで小袋とセットになっているようだ。
さらに目的に向けて投げることも可能だという。今回の山行で、滝登りや泳ぎの場面でこのロープを使用する機会が何度もあった。

使用方法について簡単に記載すると、小袋から少しロープを取り出し袋の側面を持ち下から目標に向かってソフトボールのように投げる。
まずは藤田がお手本を見せ、坂本、喜多、吉田が何度かフローティングロープを投げる練習をした。少しコツが必要だと感じた。

沢登り終了後は、岩場や小下辺りの斜面から懸垂下降の練習や下山時の歩行方法も教えていただく。
通常の懸垂下降だけでなくロープを左右に分ける懸垂下降方法も学ばせていただいた。
山での指導だけでなく、先輩方の動きを見るだけでも、学びが多くとても贅沢な1日となった。

貴重な経験を活かせるよう、ミスや出来なかったことを次回に持ち越さず、都度レベルアップしながら経験を重ねたい。

記:吉田

過去の山行記録