甲斐駒ヶ岳黒戸尾根ピストン

日程

2022/07/02

山域

南アルプス

メンバー

加藤智

目的

歩行訓練

行程

2022/07/02(晴後雨)
4:30尾白川渓谷駐車場 - 6:30五合目小屋跡 - 7:30七丈小屋 - 9:00甲斐駒ヶ岳山頂9:20 - 10:30七丈小屋 - 13:00尾白川渓谷駐車場

甲斐駒ヶ岳本峰の東北に伸びる長さ8キロ、標高差2300mの深い樹林に覆われた黒戸尾根は、古く山梨県側からの修験道として拓かれた尾根である。途中に黒戸山を巻きながら道は傾斜を増し、梯子や鎖場を経て七丈小屋、山頂へと続く。前半は樹林帯を黙々と歩く。標高が低いため気温が高く、汗が噴き出してペースが上がらない。五合目小屋跡付近でようやく風を感じることができ一服できた。七丈小屋を過ぎると雲が出てきて、日差しが遮られ涼しさを感じる。小屋で水をたっぷり補給して歩き続ける。
山頂では眺望は望めなかったが、腰を下ろして唯一休憩らしい休憩をし、下山を開始した。五合目小屋をすぎると雷と共に降り出した雨が熱った体を適度に冷やしてくれた。

今回の山行での大敵は暑さということはわかっていたので、必要水分量を計算しながら積極的に水を補給した。どこかの本で体重x5x行動時間が必要水分と読んだ。そこで、65x5x14=4550mlを分割して摂取するように計算した。特に前半部は大量の汗を書くことを予想し、1.5L分の水(ポカリ含む)を七丈小屋に着くまでに積極的に摂取した。最終的にCTをだいぶ短縮できたので、七丈小屋から山頂までに0.5L、下山中に1Lの計3Lをこまめに摂取することとなった。最後の方は喉が乾いてない状態で飲んでいたので胃袋がやや苦しかったが、結果的には疲労感をあまり感じることなく行程をこなせた。やはり夏場の水分摂取は重要と再認識。

記:加藤智

過去の山行記録