2022/04/13
丹沢
吉田
ハイキング、キノコ探し
2022/04/13(晴)
谷峨駅 - 12:00十字路 - 13:00大野山 - 15:00大野山登山口 - 17:00山北駅
桜が咲き散る時期にのみ生えるアミガサタケが大野山で見つかったという噂を聞き、
平日の大野山をハイキングすることにした。
アミガサタケは、桜が咲く山や銀杏のある山で見つかることが多いらしい。
アミガサタケはとても濃厚で美味しく、大人気のキノコだ。
時期になるとキノコハンターが密かに山に入るという。
わたしも見つけることができるだろうかとわくわくしつつ春の丹沢を歩いた。
平日にも関わらず、比較的人が多い、天気のとても良い日だった。
足元には菫やひとりしずか、リンドウが咲き、甘い香りがする方角を見ると馬酔木の花がたわわに咲いてた。
桜の木の下は特に注意して、落ち葉の中も丁寧にキノコを探しつつ歩く。
春に生えるキノコは種類が少ないと聞いていたが、確かにキノコはなかなか見つからない。
ザックをその辺に置き、さわさわと藪の中を探索していると、すれ違う登山者が 「なにを探しているんですか?」「落とし物ですか?」「珍しい花でも咲いていますか?」 と次々に声をかけてくれる。
キノコを探しています、と言っていいものだろうかと思いつつ「はい、ちょっと・・・」と
言葉を濁して数時間、藪の中を探したがアミガサタケは見つからず。大きなヒラタケのようなキノコが1つ見つかった。
ただ、キノコに詳しくないため特徴の乏しいキノコは採取せずに見送った。
アミガサタケは見つからず、山頂でお昼ご飯を作る。
収穫がなかったときのためにブナシメジを購入していたので、バターと醤油で味付けをしてスパゲティを作った。
山北駅に向かい下山する道中にカントウカンアオイの葉を見つけた。地味だけれど、大好きな植物なのでとても嬉しい。
お目当てのアミガサタケは見つけることができなかったけれど、カンアオイの花期にまた大野山へ入ろうと思う。
記:吉田