2022/02/06
飛騨山脈南部
L宇塚、宇塚あ、大ちゃん
アイスクライミンング
2022/02/06(晴)
7:20安曇野発 - 8:40乗鞍ゲレンデ駐車場 - 9:10取り付き着 - 14:30撤収
自宅から小一時間で行ける滝があると聞いていた。友人に誘われ、二人とも相当ぶりのアイスクライミングだった。
乗鞍スキー場のゲレンデ駐車場から子どもの足で15分ほど下ると、滝の取り付きに到着。観光客も訪れる、子連れでいける貴重なアイスゲレンデだ。
善五郎の滝は、標高の割に気温が高く、2月半ばにはシーズンオフとなるそうで、いつもは凍っているという滝壺が抜け落ち、かえって迫力のある景観をみせていた。
練習がてら、宇塚が左岸の小滝をリードで登ったあと、大滝に取り付く。二人で何度かトップロープで練習した後、宇塚は7年ぶりにも関わらず安定したリードをこなした。
そして、いよいよ大ちゃんのアイスデビュー。
宇塚が、夜な夜なカスタムして、夏の雪稜歩き用のアイゼンをスノーブーツに合わせていた。氷瀑の端に5-6mほどのトップロープを張り、満を持してトライ。やはりバイルを振るには力が足りず、氷の凹みに引っ掛けながら何とか登りきることができた。アイゼンと靴はバッチリフィットしていたが、途中でスノーブーツごと踵が抜けてクネクネしてしまった。足首の締め付けをどうするかが、来年度の課題だ。
そんなこんなで、大人たちは久しぶりにアイスクライミングを堪能し、ちびっ子たちは、はじめて見る氷瀑とふかふかの雪に、夢中になって遊んでいた。寒くなる前に撤収しようと、回収便で私が登っていると、氷の上部に穴が開き水が噴き出した。これは善五郎の洗礼なのか?頭からびしょ濡れだ。徐々に水量が増えてきたため、一旦降りる。運よく水が止まったので、宇塚が回り込んで凍り付いたスクリューも含め、無事に回収することができた。
雪山やアイスは、まだまだ先のことだと思っていたので、ほんの入り口だが、とてもとてもうれしかった。次の日の朝、目が覚めてもまだシアワセな気持ちが続いていて、しばらくは善五郎アイスの話で持ちきりだった。
記:宇塚あ