会山行 上荒井沢カモシカルンゼ

日程

2022/01/30

山域

芦安

メンバー

L加藤、望月、宮脇

目的

アイスクライミング

行程

今シーズンアイスにどハマりし、毎週アイス三昧の加藤・望月と、まだ赤岳のアイスキャンディをペロリと舐めただけの宮脇、3人でアイスの会山行を実施した。

甲斐犬に追い立てられながら上荒井沢沿いの林道を1時間ほど歩くと、まずトリコルネの氷瀑が現われる。すでに1パーティ取り付いており、ラインはそれ以上取れなそう。先行パーティもまだ時間がかかりそうだったので、その先のカモシカルンゼに足を伸ばす。こちらは貸切りであった。

下部～中間部はナメ、上部は一部バーチカル。全長は50m超えの、かなり登りごたえのあるロングルートだ。それを加藤がリードで、ピッチを切らず一気に登り上がる。60mロープをほぼいっぱいに伸ばし、滝のラインから4、5mトラバースしたところの立木でTRの支点を構築。

その後、宮脇、望月が交互に2回ずつTRで登った。宮脇はバーチカル部分でもたつき、断念して降りる。一方望月は、1回目で綺麗にトップアウト。今シーズン回数をこなしているだけあって、流石である。回数を差し引いても、フォームがとても綺麗で安定しており、すごく上手い。望月のフォームを見て、よしやってみよう、と気合を入れて2回目に挑むが、バーチカル部でリーシュが氷に引っかかり、ジタバタしている間にフォール。‥結局宮脇はトップアウト出来ず悔しさが残ったが、アイスに熱々の2人からバイルの打ち込み方や姿勢などを教わることができ、楽しく充実した会山行であった。

記：宮脇