2022/01/09
御坂山塊
L加藤、望月
アイスクライミング
2022/01/09(晴)
6:50宝鉱山バス停駐車場 - 7:45北口登山道入口 - 9:00初滝 - 9:30入渓 - 10:30脱渓 - 11:30七福の滝 - 14:00脱渓 - 15:00名無しの氷瀑16:30 - 17:10北口登山道入口 - 17:50宝鉱山バス停駐車場
日帰りアイスクライミングの計画で、三ツ峠の四十八滝へ。前々日には都内でも降雪があったので、雪深い山を想像していたが、とりあえず林道までは残雪ほぼなし。四十八滝沢の下流域も、沢の音がしっかり聞こえて、まだ凍っていなかった。登山道歩きがしばらく続いたが、初滝の少し上の小滝から入渓。ここも薄氷で水流があり、完全に凍っていないので、氷が厚そうな場所を選んで、加藤リードで登攀開始。氷質は、アックスやスクリューが刺さりにくいぐらい硬かったり、シャーベット状だったりと、あまりよろしくない。その先、滝の凍結状態が悪くなっていったので、一度脱渓。大滝も中央部は水が流れ、左右両端も氷が薄そうに見え、残念ながら登れる状態にはなさそうだった。落ち葉に埋もれたスリリングな斜面をヤブ漕ぎのように歩いていき、ようやく取り付けそうな七福ノ滝から再び登攀を開始した。右側は氷の状態が良くなさそうだったので、右から左へとトラバースして左側を登る。その後は、ナメ、小滝が連続して続き、コンテなどでサクサクと進む。トポによれば、この辺りは一面の氷のはずだが、この日はまだまだ氷が発達しておらず、雪と氷と岩がミックス。アイスクライミングというよりは、冬の沢登りをしている気分。十分に沢を楽しめたので、白竜の滝の下部辺りの、沢と登山道が近づくところで登攀を終了し、下山に入った。四十八滝沢はナメ・小滝が続いて楽しい沢だったが、大滝を登れず少し物足りなさを感じてたところ、下山途中で加藤が偶然にも10m程80-90度の氷瀑を見つける。水氷で悪そうであったが、アックスは打ち込める感じだったので、加藤にTRをセットしてもらい、おまけで登る。
思う存分にアイスクライミングを楽しみ、あとは下山だけとなったところで、ヘッドライトなしでどこまで行けるか検証をしてみることになった。辺りが薄暗くなってくると、ピンクテープが視認しずらくなってくるので、踏み跡なども目印になった。また、行きに、目印になるような特徴的な地形やモノを覚えておくといいと加藤より教わったモノたちがここで生きてきた。林道に出る頃にはすっかり暗くなってきたので、スマホのライトを頼りに歩いたが、意外にとういうか、煌々と照らされて問題なく歩けた。30分程度ライトを使用したが、バッテリーの減りも数%と悪くない。万が一ヘッドライトを忘れてしまったときにスマホは有効そうだ。
記:望月