白毛門沢

日程

2021/10/09

山域

谷川連峰

メンバー

柏木、他2

目的

足ならし

行程

緊急事態宣言が解除になり密にならない山行をしようと白毛門沢を計画。

天気予報は土曜日「曇り」、前夜発で装備を整え自宅をでる。水上道の駅で仮眠し、翌朝白毛門駐車場で友人達と合流。
土合駅の登山者カードポストに登山計画書を投函し、入渓前の装備点検を行い出発。
東黒沢渓流の少し紅葉した状態を楽しみながら白毛門沢出合に着く。ナメ滝、小滝の連続する所を足下・滑落転倒に注意しながら登り、タラタラのセンと呼ばれる所に到着。ここでは、安全のためザイルを出す。左岸の草付ルンゼから少し登り、中段をトラバースしてから灌木を頼りながら滝頭へ抜ける。上部には久々に見る巨石がどんと構え待っている。初めて白毛門沢に来たときの感動を思い出す。
滝が滑りやすいので右岸のブッシュ帯に入り、高巻きし巨岩前に出る。巨岩の左から本流に入ると小滝の連続からスラブ状の沢に変わり傾斜も少しずつ険しくなる。スタンス、ホールドを丁寧に拾いながらジジ岩、ババ岩の高さまで登り着く。
山頂付近に雲がかかり霧雨に変わる。紅葉し始めたボサを掴み、頼りながら急登に苦しみやっと白毛門山頂に辿り着く。笠・朝日岳方面の展望が無く、雨が降ってきたので雨具を着て直ちに下山開始。
松木沢の頭に着くと雲は白毛門山頂付近に掛かっているだけで雨は上がり視界も良くなったのでここで昼食タイムをとる。一ノ倉沢の絶景ポイントなのに何も見えず残念。大休止後、ひたすら登山口に向けて歩き駐車場に到着し、代表に下山報告入れ、本日の山行無事終了。
本日、白毛門沢で会ったのは4人組パーティー1組と単独者1名。また、下山時に出会ったのは中年男性2名組が2パーティと女性単独者、子供2人の家族連れ4名でした。静かで楽しい山行でした。
帰りは水上温泉の湯テルメで汗を流し反省会で終わりました。

記：柏木