2019/9/28 八ヶ岳大同心雲稜ルート

日程
2019/9/28
山域
八ヶ岳連峰
メンバー
L秋山、原、坂本
目的
アルパインクライミングと支点整備
行程

9/14(曇一時小雨)
5:45赤岳山荘6:10-7:40赤岳鉱泉8:05-9:30大同心基部9:45-12:40大同心の頭12:50-13:00大同心基部13:20-13:50赤岳鉱泉14:00-15:05赤岳山荘

前夜発で道の駅こぶちざわで一泊。

朝5時に起床し、車で赤岳山荘まで上がる。
駐車場で不要な装備を確認し、軽量化して出発した。

いつもより荷が軽いため、順調に高度を稼ぐ事ができ、予定より早く大同心の基部に到着。

昼過ぎから雨予報の為か、同ルートに取り付いているパーティーはおらず貸切状態。
この時点では無風快晴の良いコンディションである。

荷物をザック一つにまとめ、トップ坂本の逆Vで登攀開始。

1ピッチ目はハングを超えて右上、ピナクルの上部にビレイ点。

2ピッチ目はフェース少し登り、ツルツルした凹角を登る、優しいピッチ。

3ピッチ目はフェースを上がり、草付きと土が露出した壁を右上。上部に浮石あり。

4ピッチ目は凹角を登り右上するとリングボルト3本の終了点っぽい場所がある。そこを無視して少し上がるとしっかりとした終了点がある。

5ピッチ目はトラバース。ロープなしでも問題ないが、一応支点を取り進む。

6ピッチ目はトップを原に代わると、濃い霧に包まれ霧雨が降り始める。一箇所ホールドが見当たらず少し行きつ戻りつしていたが難なくトップアウト。

大同心の頭からは霧に包まれ何も見えなかったのは残念だったが、強い雨にならずに無事に登攀終了できただけでも良しとしよう。

軽く荷物をまとめて下山を開始。正味1時間半ほどで駐車場に到着した。

昨年同期達が同ルートを登攀したとの報告を聞き、行きたいと思っていたが、無事年内に行く事が出来て良かった。
近いうちに冬季登攀もチャレンジしたいと思う。

記:坂本