北岳バットレス

Previous Next

日程

2019/8/2-8/4

山域

南アルプス

メンバー

L山﨑、原

目的

アルパインクライミング

行程

8/2（晴）
8:50芦安駐車場9:00－9:50広河原10:10－12:30白根御池小屋13:30－14:40C沢・D沢－15:20白根御池小屋－18:00 就寝

広河原から白根御池小屋までは暑さとの戦いであった。

白根御池小屋に到着し幕営を済ませ、取付きであるC沢とD沢間の尾根を確認へ。

翌日に備えて早々に夕食を済ませて就寝した。

8/3（晴時々ガス）
2:30起床－出発3:20－3:40二股－4:40C沢とD沢の間の尾根取付き4:45－5:20下部岩壁取付き(登攀待ち)－6:00登攀開始（第5尾根支稜～横断ﾊﾞﾝﾄﾞ～第4尾根を上に登る）－9:00第4尾根主稜取付き－12:10終了点12:20－12:50登山道－13:00北岳山頂13:15－13:40肩の小屋14:00－15:20白根御池小屋

天気は良く、星が綺麗である。

C沢とD沢の間の尾根にはくっきりとトレースがあり、迷うことなく下部岩壁の取付きに到着。
D沢の上部には若干の雪渓が残っていたが取付きには支障がなかった。

先行パーティーは4組。途中、渋滞をしつつも横断バンドを第4尾根へ渡ったところまで順調に進む。
その後、第4尾根を上に登り主稜ルートの取付きまで行くか、そのままトラバースしてCガリーに出てヒドンスラブを登り第4尾根に戻るか悩み、第4尾根を上に登ることに。
ここで先方パーティーに先を譲って頂く。

次のピッチを原が登ろうとしたが靴の底に泥のようなものが付いており、滑る滑るといって自分のズボンで靴底の泥を拭くがなかなか取れない。
譲ってくれたパーティーを待たせるのも悪いので、私が素手で原の靴底の泥を取ろうと触ったところ泥ではない何かを感じると同時に強烈な臭いが。

原は横断バンドを歩いている時に何かの糞を踏んだようだ。時すでに遅し、原のズボンと私の左手は・・・。

原はすべてを諦め、私はウエットティッシュで左手を拭き登攀開始。

どうしようもないが、それにしても原が臭い。後続パーティーも原がセカンドの時には間をつめてこない。

第4尾根を上に登るルートは意外と悪かったが順調に登り第4尾根主稜の取付きに到着。
午後から雷雨の予報だったのでA0もしつつスピード重視で登攀した。

シーズン始めではないので、岩自体は安定していた。
途中、少し渋滞したが快適な登りであった。終了点で登山靴に履き替えて登山道までをつめた。

北岳山頂ではガスのため残念ながら眺望を楽しむことは出来ず。
肩の小屋で休憩をして白根御池小屋へ下山。広河原発の最終バスが16:40だったのと雷が鳴り始めていたので下山は翌日にしてゆっくりと休んだ。

※下部岩壁：1P･3P･6P･7P 山﨑、2P･4P(横断ﾊﾞﾝﾄﾞ)･5P･8P 原
※第4尾根主稜：1P･2P･5P･6P 山﨑、3P･4P･7P 原

8/4（晴）
4:30起床－出発5:45－7:10広河原7:40－8:40芦安駐車場

早々に準備を済ませて下山した。

記：山﨑