日程:2016/10/9
山域:西黒尾根~天神尾根
メンバー:五十嵐
9:03 西黒尾根登山口 ー 10:55 ラクダの背 ー 10:59 巌剛新道分岐 ー 12:20 ケルン ー 12:23 肩の小屋 14:10 ー 15:04 熊穴沢避難小屋 ー 15:40 ロープウェイ天神平駅
土曜日の夜に天神ロッジにて宿泊、集会に出られなかったので会としての予定が分からず天神ロッジに予約してしまいましたが、居心地のいいロッジで気に入りました。今度谷川に来る時はまたここに泊まろう。オーナー、スタッフ皆外国人ですが、日本語OKです。気軽におしゃべりできるのでリラックスできる。西黒尾根を2回登ったオーナーの犬と遊べるし。駅待合室のテント村に参加したくない日は、天神ロッジ、オススメです。
日曜日の朝、外をみると雨。天気予報では午後には晴れるとのこと、初めての谷川なので安全に田尻から行くか、予定通り西黒から行くか迷いましたが、天神ロッジのオーナーに相談するとせっかくだから西黒から行った方が絶対楽しいよ!とのことだったので、楽しさを求めて西黒を採用。しかしついつい出発前に犬と遊んだりして予定より1時間遅れてロッジを出立しました。
9時より行動開始。登山口から急登と聞いていたのですが、正直岩は大きいものの奥多摩とあまり変わらないなー、という印象。しかし鎖場が出て来る頃に奥多摩とは違う、と悟りました。岩ばっかり。朝の出立時には本式に降っていた雨が鎖場に差しかかる頃には小雨になったものの、風が出てきて尾根を吹き上げてきます。おかげで耳に雨が入る、入る。耳あてつきの帽子が恋しくなります。また登り始めてからたった1組しか人に出会わなかったので、人も恋しくなりました。と思っていたら後ろから青学の山岳部御一行5名様がすごい勢いで追い抜いていきました。この雨風の中、全員レインウエア来てないんですが。若いってすごい。そんな彼らと肩の小屋で再会しましたが、あの風、寒さの中一ノ倉まで行ったとのこと。若いってすごい。しかし軽装過ぎたのか1名小屋内で沈没していました。装備って大切ですね。いい勉強させてもらいました、ありがとう。
登山口より3時間程経って、ケルン到着。初めて見るケルンに感慨ひとしおです。ケルンでこれから下山される男性2名と立ち話をしたところ、これから西黒を下りるとのこと。え?この尾根をしかもこの天気で下りるんですか。どうも経験者のご様子。どうぞ、お気をつけて。
その後肩の小屋に到着、ドアを開けると真っ先に前田さんの顔が飛び込んできました。まだ行動中のメンバーをとても心配されておりました。ご心配をおかけしました、ありがとうございます。あの場では言えなかったのですが、前田さん、柏木さん、河野さんの顔を見たらほっとしました。天気が悪い中一人ぽっちだったので、やはり緊張していたようです。
14時前に兵頭さん、長谷さん、石倉さんが小屋に到着。やはり天気に苦しめられた様子。テン泊装備で、本当にお疲れ様でした。
14時過ぎに兵頭さん、長谷さん、石倉さんに河野さん、私も加わって下山。天神平からロープウェイでおりました。
終わってみると、天気が悪くて怖い思いをしたのに楽しかったな~、という気持ちしか残りません。心残りはコースタイム。トレラン装備で3時間もかかってしまったので悔しい。2時間半は切らないと遅過ぎです。遅い、私。悔しい。励みます。
最後に日頃集会にも出ないのに、谷川ケルン集中に参加させて頂きありがとうございました。ケルン集中なんて粋なテーマですね。ケガ人も出ず、本当によかった。楽しかったです。
(記:五十嵐)