四阿山 宇田沢(うたんざわ)

日程

2022/08/29

山域

上信越

メンバー

L加藤智、宮脇

目的

沢登り

行程

2022/08/29(雨後曇)
7:00 パルコール嬬恋下駐車場 - 7:30 宇田沢石樋の滝 - 9:15 二股 - 10:00 左岸エスケープ - 10:10 藪漕ぎ 12:45 - 14:00 四阿山山頂 14:30 - 16:15 茨木山山頂 - 17:30 下山

沢から百名山シリーズ。

昨日に続いての沢から百名山は四阿山。嬬恋村パルコールスキー場下の駐車場に車を泊めて宇田沢へ入渓。入渓点は石樋の滝と呼ばれる200mの滑滝で、癒しの渓相。嫌が応にもこの先の遡行への期待が高まる。程なくして等高線1570m付近の二股に到達。左側は涸れ沢になっていたので、しっかり水の流れる右の本流へ自然と足を向けるが、少し遡行してから計画とのズレに気づく。地図を見直すと河川を示す青い線は涸れ沢についている。宮脇と相談した結果、大変悩ましいが涸れ沢の遡行を継続することにする(この選択がのちに大きな過ちだったことになるのだが)。

地図上の宇田沢は両岸が拓けていて谷としてはずいぶん立派なので、ほどなくして水流が現れると予想していたがいくら遡行しても水は出てこない。歩きにくいゴーロー歩きを続けること1時間ようやくちょろちょろと水流が出てきたところで滝に行く手を阻まれる。掛かっている倒木を利用して滝を登れないこともなさそうだが、安全を期して左岸より高巻く。しかしながら巻いた先には背丈以上の笹藪が…。沢に戻るのを諦めて、そこから2時間30分もの間、笹に囲まれた精神と時の部屋へ2人突入することになるのであった。

記:加藤智

過去の山行記録