つづら岩

日程

2022/08/27

山域

奥多摩

メンバー

L藤田、喜多、吉田、他1

目的

岩登り

行程

2022/08/27(晴曇)
8:00千足バス停-8:30天狗滝-9:30つづら岩-17:30千足バス停

春に1度、マルチの練習を太刀岡山で挑戦してみたが何もできずに敗退したため、今回こそはと密かに闘志を燃やしつつ山へ向かう。
8月の終わり。まだまだ猛暑の中、前日の雨で湿度の高い大岳山を登る。急登で汗が止まらない。
いつもはロープを担ぐことなく山へ入っていたが、初めてロープを担ぎ山を歩いた。
先輩たちがいつもロープやギアをたくさん持ってくれていたことを思い返し、早くこの重さにも慣れていけたらいいなと汗をふきふき歩みを進める。

つづら岩の東側に到着し、2組に分かれてそれぞれ行動を開始した。
体験の方は藤田と一緒にロープワークを繰り返し練習し、わたしは喜多と共に終了点の回収の復習と流動分散の作り方を学び、手近な岩を登った。
その後、南側へ移動し、喜多と吉田は一般ルートの1ピッチ目をマルチで登り懸垂下降で降りる練習やセカンドが何をすればいいかを教わった。
体験の方と藤田は右クラックの途中までをトップロープで登る練習をおこない、懸垂下降もできるようになった。
その様子を見て感激すると共に、いつまでも自分が新人のつもりでいてはいけないな、もっとしっかりしなければ、と気を引き締めた。

藤田と喜多は、自分が行きたい山だけでなく、わたしのトレーニングや指導にも辛抱強く付き合ってくれる。
きっと何度も行った場所なのに、一緒に山に入ってくれる。いつも感謝の気持ちでいっぱいだ。
いつか自分の力が充分に身に付いたら、自分のためだけでなく、2人のように新しい方と山へ入りたいなとそんなことを改めて思った1日だった。

最後につづら岩のてっぺんから懸垂下降でみんなで降りた。
高度感に最初は緊張していたけれど、とても見晴らしが良く、貴重な経験となった。
この山行で学んだことを忘れないように気を引き締めつつ、次へ活かしたい。

記:吉田

過去の山行記録