日和田山アイゼントレーニング、ロープワークトレーニング

日程

2021/12/12

山域

飯能

メンバー

L桂野、藤田、岸川、宮脇

目的

ロープワーク、アイゼントレーニング

行程

2021/12/12(晴)
8:30登山口 - 9:00足和田山男岩で訓練17:00 - 17:30登山口、18:30まで駐車場にて訓練

当初は雪上訓練予定だったが、参加人数も少なく日帰り山行となったこと、日帰りで訓練できる谷川エリア等は雪の量が少なかったことなどもあり、急遽予定変更。日和田山にて藤田塾開校となった。

ヘルメットへのヘッドライトの装着練習から始まり、続いてロープのさばき、巻きを練習。毎回行う基本中の基本だが、ロープを置く位置や長さの調整方法などの細かい所作にも意識すべき点がたくさんあった。この所作の積み重ねがあるか否かで、大きな時間差が生まれる。雪山やアルパインではこの時間差が生死を分けることにもなりかねない。繰り返し練習し自然にできるよう身につけたい。

続いて北面のルートで、1ピッチだがアルパインを想定した桂野リード、宮脇岸川フォローの逆V登攀と、懸垂下降を実施。1ピッチだがアルパインを想定し、ロープの流れ、ロープの置き位置、ビレイ時の注意点、懸垂前後の確認ポイント等、藤田からろ色々と指摘を受ける。

休憩を挟んで、南面2ルートにトップロープを張り、2人ずつに分かれてアイゼントレーニング、 そのあとペアを替え、バイルでの登攀を練習。藤田からアイゼンやバイルの歯を岩へ噛ませるコツ等を教わる。岸川は数年ぶりにアイゼンを履いたようだが、すぐに要領をつかみ安定した登りを見せる。藤田からは来年のアイトレ講師を任命されるほどであった。桂野もバイル登攀は非常に調子良く、スイスイ登っていた。桂野が2日前にジムでドラツー講習を受けていたことは、秘中の秘である。

撤収中に日が落ち、ヘッデンをつけて下山するが、藤田塾はまだ終わりではない。明るいコンビニの駐車場の隅に移動し、最後はアンザイレンのロープワークを練習。

とても濃密な1日であった。藤田講師に感謝。
閉校は18:30ごろとなったが、多くを学んだ充実感を酒の肴に足早に飯能駅の居酒屋に滑り込んだ。

記:宮脇

過去の山行記録