2021/10/09-10
南アルプス
宮脇、他1
日本百名山、山梨百名山ハント
2021/10/09（晴後曇）
奈良田バス停5:30 - （バス移動) - 6:15広河原6:20 - 10:55ボーコン沢の頭11:00 - 13:00北岳13:20 - 14:15北岳山荘テント場
2021/10/10（快晴）
北岳山荘4:00 - 5:20間ノ岳5:50 - 6:30農鳥小屋6:40 - 4:45農鳥岳8:15 - 10:15大門沢小屋10:40 - 12:40大門沢ゲート前
北岳までは、「嶺朋ルート」という地図には無いマイナールートを使用。尾根を1300m一気に詰めてボーコン沢の頭へ合流し、八本歯のコル経由で山頂へ至る。
晴れの週末とあって広河原は賑わっていたが、嶺朋ルートでは誰にも会わず！人気の百名山にこんなガラガラルートで登頂できるなんて最高だ。
もちろん、ガラガラには理由が。
急登、倒木多数、所々踏み跡不明瞭。そして最も苦労したのが、マツ薮。一部は背丈ある以上のマツ薮をヒーヒーかき分け、抜けた！と思ったらまた薮‥。なかなかしんどくて、楽しかった。
このルートの見所は、ボーコン沢の頭手前からドーンと見える、北岳バッドレス。バッドレスを正面にした北岳はすごくイケメンだ。
バッドレスを拝んだ直後からガスが立ち込め、北岳山頂の眺望はゼロ。さっさと北岳山荘のテント場へ行き、ビール飲んでゴロゴロ。
翌朝は4時にテント場を出発し、間ノ岳で御来光を拝む。この間ノ岳にて、友人が日本百名山、山梨百名山をダブルコンプリート。今回の縦走目的は、そのお祝い。
この日は快晴。10月とは思えない暖かな気候のもと西農鳥岳、農鳥岳へと絶景の縦走路を気持ちよく歩き、大門沢小屋経由で下山した。朝に車一台を大門沢ゲート前にデポしておいたので、奈良田までの車道歩き30分を短縮。
下山中、先行者の小さな滑落事故に遭遇。斜面を数m滑り落ちたようだ。急坂は終わっておりなだらかで、足場も良好だが、幅がやや狭いトラバース路だった。その場に居合わせた男性4人が救助。疲れと油断がある下山中の事故、自分も気をつけねばと思う。また、あの場に居合わせたのが自分だけだったら何ができたか。きっと助けを呼ぶくらいしか出来なかったなと、もどかしさを感じた。
下山後は「女帝の湯」で汗を流す。ぬるめでヌメっとした、いいお湯だった。
記：宮脇
