車2台に分乗し馬返し駐車場へ向かい、駐車場にて共同装備の確認と準備を行い入山。
四合目あたりから雪道へと変わり途中ツルツルの坂道でスリップするなど苦労しつつ11:20頃に佐藤小屋へ到着。
多少の雪があったため佐藤小屋付近にて歩行やアイゼンワーク、滑落停止、耐風姿勢、スタンディングアックスビレイなどの訓練を行なった。
16日(晴)
1:30佐藤小屋3:00 〜 3:30六合目3:40 〜 5:50七合三尺6:00 〜 9:15山頂9:45 〜 13:00佐藤小屋15:00 〜 16:20馬返し
昼から強風かつ天候が悪くなる予報が出ていたため早めに起床し、3時前に桂野とテントで合流、3時には出発した。
メンバーの体力や熟練度、体調を考慮しながら2チームに分かれて行動し、連絡はトランシーバーにて行うこととした。
途中、野島が高山病の症状が出たため八合目手前で離脱し待機することになったが、残りのメンバーはゆっくりと高度を上げ8名は無事ピークを踏むことができた。
下山中には原にも高山病の症状が現れたため、佐藤小屋にて仮眠をとって下山することにした。
九合目に着く頃にはかなりの強風が断続的に吹いていたため、もう少し出発が遅ければ敗退していた可能性があった。
また、高山病によってメンバーが行動不能となる可能性もあった。
天候によるスケジュール調整やメンバー間での体調の共有することの重要性を感じる山行となった。
(記 坂本)