【1日目】1午前中は雨。午後から晴予報のため遅い出発とした。
赤岳鉱泉に向かうにつれ天気は回復。赤岳鉱泉に到着後、すぐにテントを設営。のんびりと過ごす。
テント正面には大同心。雲稜ルート登攀にむけ各自、高揚しつつも明日に備え早めに就寝した。
【2日目】早々に準備を済ませ出発。取付きまで順調に進む。
大同心基部に到着すると大同心 雲稜ルートを登る先行パーティを発見。後に話を聞くとガイドパーティのようだ。
我々も準備を整え登攀開始。先行組は藤田・岡・瀧濵(全ピッチ藤田リード)、後方組は原、山崎(原リード2・4P、山崎リード1・3・5P)。
日陰のため指先が冷え感覚が鈍く、指先の感覚が戻るまで岩から手が外れそうで緊張した。
ルートは厳しい箇所にペルツのアンカーがあり整備されている。浮石などもほぼない。
順調に進み大同心の頭へ。全員で高揚しながら、がっちりと握手。雲稜会の旗を持って記念撮影をした。
下山は高山植物保護の観点から同ルートを懸垂下降。
大同心基部で登攀装備を片づけ赤岳鉱泉へ戻った。一休憩のあとテントを撤収し赤岳山荘まで下山した。
(記 山崎)