【1日目】
瑞牆山山麓、カサメリ沢沿い、コセロックにて、5.9~5.10bくらいのルートにてフリークライミングの練習。
フェイス、スラブと色々なルートの練習が出来て有意義であった。
個人的に、平日の疲れを引きずっていてガッツのある登攀が出来ず、凹んだ1日となった。
14時半から凄まじい雨が降り、キャンプ場が心配だったが残念ながら壊滅的被害を受けており、帰ったらまずは濡れたものを干す仕事に追われた。
(記 桂野)
【2日目】
①綿秋カナトコルート 5.10a
②山賊’79黄昏ルート 5.10d
の二本を中心に5パーティに分かれてマルチの練習。
藤田・加藤・榎田一 :すべて藤田リード、②を2ピッチ目まで、①を2ピッチ目まで~②の3ピッチ目までつなげ、すべて懸垂下降。
野島・桂野・瀧濱 :野島リードで①を2ピッチ目まで、桂野リードで①を1ピッチのみ、すべて懸垂下降。
斎藤・津嶋・横山 :すべて斎藤リードで②を2ピッチ、①を1ピッチすべて懸垂下降。
宇塚・秋山・篠崎 :すべて宇塚リード、①を2ピッチまで、②の3ピッチ目につなげ、懸垂下降。
山崎・原 :山崎リード、①を2ピッチまで、②の3ピッチ目につなげ、懸垂下降。原リード、①を1ピッチ目まで、懸垂下降。
桂野は①のみの登攀であったので、所見は①のみ。1ピッチ目出だしは楽しく体を動かしてフレークをうまく使って上る。
体を外に出すのを厭わなければするすると登れる。その先のスラブもしっかりスメアすればどうということはない。
問題は2ピッチ目・・・出だしが悪い!!桂野は時間ももったいなかったのでさっさとカムを掴んで登ってしまった。
その後はフレークに足を突っ込んだり、レイバックを決めていけばどうということはない。
桂野リードで①を1ピッチのみ登攀したが、カムをしっかり決め、スリング&ビナを使い、基本NPで登る、なかなかいい勉強になるルートと感じた。また個人山行で来てみたい。
全体に、新人さんが先輩からしっかりと指導を受けていて有意義な山行となっているようだった。
(記 桂野)