瑞牆十1面岩奥壁「Joyful moment 」5.9 5Pへ行ってきた。
瑞牆のマルチピッチルートの中ではグレードが低く入門向けルート。しかしながら人工のアンカーは無く、ナチュラルプロテクション、クラック、フェース、マルチピッチなど総合的なクライミングのスキルは必要だと感じた。
1パーティーの順番待ち後に登攀開始。
リードは斉藤が行ない、秋山はセカンド。
トポでは5Pとなっていましたが1P目と2P目は繋いだので私達は4Pで登攀を行なった。
各ピッチを切るビレイポイントはしっかり立てるテラスがある。古いリングボルトはあったが、新しく打たれたアンカーはなし、ビレイ点は灌木やカムで作った。
頂上からの下降は下降路を使って取付きまで戻れる。
「Joyful moment」登攀後は十1面岩に多数存在するマルチピッチルートの偵察へ行った。正面壁「ベルジュエール」、左岩壁「山河微笑」、末端壁「春うらら」など今まで見てきた日本の岩場にはない大きくキレイな壁面、ルートの数々、そのスケールに圧巻。
その後、本隊に合流
使用カム:キャメロット#0.3~4×2セット+#5
ロープ:シングルロープ50m×1本
(記 秋山)