西伊豆 海金剛スーパーレイン
1月17日(日) 晴れ、風強
メンバー: L斎藤、藤田、秋山
16日、小作駅21:00集合→24:30雲見オートキャンプ場着/就寝
17日、起床7:00→出発8:40→9:20取付き10:00→10:25 1P終了点→10:50 2P終了点11:20 →11:50 3P終了点→ 13:105P終了点 →14:30 7P終了点/14:55下降開始 →16:20取付き →17:00雲見オートキャンプ場17:15
今回のルートは、クラックのフリークライミングルートです。アンカーはハンガーボトルで整備されています。ただし、岩場が少し脆い気がしました。
寒いのは覚悟していたが風は、頭になかった。
車を走らせ西伊豆 海岸線の土肥付近に出た瞬間、風が強い。車が揺れた。
やはり全国的に冬型とあって、伊豆半島も雪こそ降らないが、影響を受けていた。
明日、風が止む事を祈って雲見オートキャンプ場で就寝。
6時、風が相変わらず強く、起床を1時間後に変えた。
朝食をとっていると、クライマーが1人、藤田によるとロストアローの社員、先週に引き続き登りに来たそうだ。
後から来たパートナーと共に、私たちより先に出て行った。
私たちもとりあえず、途中風による敗退はあるかもしれないが、取付きまで出発した。
取付きは、キャンプ場から道路を少し下った電柱(雲見54)から、林の中を登っていくと海岸線沿いのしっかりとした踏み跡をたどっていた。15分ぐらい歩くとフィックスロープを使用して、海岸線におりた。
そして、前方のの岩場を登り、左側の踏み跡をたどり林に入ると直ぐに取付きに出た。ここは風が少し弱かった。 支度後、先行パーティの状況を見て出発、終始リードは、藤田で、7ピッチとも、さすが安定したクライミングでした。
1P目は、所々、木の根っこが使える凹角の直上クラック。
2P目は、凹角直上の後、右へトラバース。ここでピッチを切り、3ピッチ目へは、ロープを引きずって緩い斜面を右上。
3Pは、前パーティを30分待ち、出発。振り返れば、青い海。最高だ。
4P目は、ここから連続3ピッチが核心、気合が入る。JFA昨年4月の情報による半畳ほどのフレークの浮き岩は、既に落ちたようだった。ちょっと、レイバック気味の体勢で、ナッツの回収ができず、残置。懸垂時に回収した。上は、まっすぐのフィストぐらいのクラック。
5P目は、小ハング、なんとか越えた。
6P目は、左側が被っている、ワイドクラック?から、上部ハング気味の直上クラックを行くが、ワイドクラックで、油断し、ザックが邪魔で背中使えずにいた斉藤が落ちた。
秋山は、これに見習い、うまく登るつもりが、あと一手のところで、落ち、振られたため、フェースを登り返してクラックへ。
ここのオーバーハングで力尽きた。
7Pは、下からは見えず、一段上がってわかったが、秋山にはまだ核心が続いていた。ここのクラックの乗越は、斉藤にも助けてもらい秋山エイドで越えた。やっとの事で頂上! 最高のロケーションが待っていた!頂上からは同ルート懸垂下降5P で取付きに戻った。前パーティの方は、私が登り終えるまで懸垂下降を待っていただきありがとうございました。キャンプ場へは海の夕陽を見ながら戻り、西伊豆クライミングを堪能しました。
もっと精進しなきゃという感じでしたが、普段と違ったバックが海というロケーションでとても楽しめました。メンバーに感謝です。
(記:秋山)