日程:2017年1月7日-9日
山域:八ヶ岳 行者小屋定着
メンバー:L秋山、SL野島、桂野、瀧濱、長谷、山崎、柳下、岡、坂本 (9名)
山﨑(装備)、柳下(装備)、岡(食当)、坂本(記録)、長谷(会計)、桂野(食当)
【1日目】晴れ
0030こぶちさわ道の駅→0600起床→こぶちさわ道の駅0700→0720八ヶ岳山荘0735→0825美濃戸山荘0845→1140行者小屋1330→1350阿弥陀北稜取付1420→1450中山展望台1530→1540行者小屋
【2日目】晴のち雪
0300起床→行者小屋0445→0600阿弥陀北稜取付0700→0900阿弥陀岳山頂0915→1105赤岳山頂1120→1235行者小屋
【3日目】くもり
0400起床→行者小屋0555→0635赤岳鉱泉0650→0920大同心0950→1100赤岳鉱泉→1140行者小屋1300→1545八ヶ岳山荘
今回の会山行は、八ヶ岳行者小屋で定着し、冬山登攀訓練を行った。
前夜発でこぶちさわ道の駅にて一泊し、翌日八ヶ岳山荘から入山。
昼前には行者小屋へ到着。テント設営・休憩後、今回の山行で行く予定の阿弥陀北稜の取り付きへ。
その後中山展望台まで足を運び、テン場へ戻りこの日の山行は終了。
二日目、昼過ぎから雪が降ると言う予報だったため、行き先を阿弥陀北稜へ変更。
前日の偵察のおかげで、迷わずに到着したが、取り付きポイントの直前は急登の草付きで、少し悪めだった。
北稜は下記3パーティーに別れて登攀した。
①秋山、瀧濱、長谷
②桂野、山崎、岡
③野島、柳下、坂本
壁には雪が少なく、岩と草付きに薄っすらと雪が付いた状態で、3パーティー共2ピッチで切り、無事登攀できた。
阿弥陀岳山頂から、秋山さんは中岳沢から下山、他8名は赤岳経由で地蔵尾根から行者小屋へ降り、時間が早かったが雪も降り始めていた為その日の山行は終了。
三日目は昼前には雪が止むと言う予報のため、様子を見ながら大同心稜取り付きまでの偵察を目的とし、天候に合わせて少し遅めに出発。
昨日からの雪は25センチほど積もっており、トレースも無かったため、ラッセルを交代しながら進んだ。
赤岳鉱泉から先の大同心沢を少し過ぎた辺りから、大同心稜に乗り、大同心取り付き無事到着。しばらく大同心や、向かいに見える小同心を眺めた後に、一部懸垂を使い同ルートからテン場へ戻り、撤収後に下山した。
基部で見る大同心は圧巻の迫力だった。
いつかは大同心の南稜にもチャレンジ出来るように、もっともっと山行に励みたいと思う。 (記:坂本)
<追記:秋山>
今年は雪が少ないです。
日曜日から月曜日にかけて降雪(2、30cm)があり、一夜にして西壁も白化粧しました。
雪崩を心配してか稜線上のルートをとるパーティーが多いように思いました。