2016年11月12日 浅間山外輪山


日程:2016年11月12日(土)
場所:浅間山外輪山
メンバー:L長谷,兵頭
9:25車坂峠(高峰高原ホテル駐車場)―10:40トーミの頭―11:00黒斑山11:20―11:40蛇骨岳―12:00仙人岳―12:15Jバンド入口―12:45賽の河原―13:00湯ノ平口13:20―14:05槍ヶ鞘―15:00車坂峠(高峰高原ホテル駐車場)

事故渋滞に巻き込まれたため、1時間遅れての入山。

天気は晴天、風も少なく絶好の山日和のためか、登山者も多い。

登山口付近から道のいたる所に雪が積もっており、足を進めるにつれて積雪量も増えてくる。雪の状態は日陰はアイスバーン、日向は雪が緩んでサクサク音を立てる。日差しは暑いが、足元の雪からの冷気が心地よい。

トーミの頭に近づくころ、浅間山が現れる。雪でうっすらと薄化粧が施されたその姿に思わず息をのむ。今回の山行は、浅間山が活火山ということで緊張していたが、それを忘れるほどの美しさであった。

黒斑山、蛇骨岳、仙人岳と足を進めると少しずつ岩が多くなる。かつての噴火の時に飛ばされた噴石であろうか…。Jバンドから賽の河原に降りると、徐々に木々がその数を増し、浅間山を覆い隠す。何度も繰り返されてきた噴火の後、そのたびに生まれ変わるその自然の中を歩いているのかと思うと感慨深い。車坂峠に戻るため、草すべりを上りきるとまた、また浅間山がその全貌を見せるが、朝の時の顔とは変わり、山頂付近の雪が解けのためか少し色黒になっている。

その後駐車場に向けて雪が積もった道を降りるが、雪の状態が朝とは違うため苦慮した。

今季初の雪道。環境の違いにより雪質が異なり、面白さを感じたが、私は歩き方が未熟なため、途中より余裕がなくなり苦慮した。アイゼンは今回使用するに至らなかったが、今後雪山を登るためにも、練習していきたいと思う。    (記:兵頭)