2016年10月23日 一ノ倉周遊


日程:2016/10/23(日)
山域:谷川
メンバー:L柏木、前田、長谷、山﨑
気候:曇 時々 雨 約12℃(やや風あり)
0:00 無料駐車場(就寝)6:25 → 6:30ロープウェイ乗り場6:45 → 7:35一ノ倉沢出合8:00 → 8:30ヒョングリの滝
→ 9:55略奪点10:00 → 11:40ヒョングリの滝 → 12:00一ノ倉沢出合12:35 →13:35無料駐車場

柏木さん、前田さんがケルン集中の際に同行程を計画したが天候に恵まれず紅葉もまだだったため、今回はそのリベンジ山行である。
朝起きると天候は曇り。谷川岳方面は黒雲がかかっている。雨が降らないことを祈り、準備をして駐車場を出発。

白毛門をはじめ山全体が紅葉をしており2週間前とは変わって美しい景色が広がっていた。

OB橋本さんとお仲間が土合山の家に集合しており前日から写真を撮っているとのこと。歩いていると早朝のシャッターチャンスが終わり帰路についているカメラマンの方々と多数すれ違った。

一ノ倉沢出合に到着。

上に黒雲がかかった衝立岩の人を寄せつけない雰囲気と紅葉のきれいな景色が混ざりあい独特の美しさがあった。
途中でお会いした橋本さんのお仲間の年配男性2人と一ノ沢の分岐手前まで一緒に行動を共にした。

その後、ヒョングリの滝の手前でヘルメット・ハーネスを装着しヒョングリの滝の懸垂点へ。懸垂準備中に柏木さん・前田さんから袋にロープを入れて懸垂する方法を教えて頂く。

懸垂して下につくと先行パーティーの2人組は本谷方面へ。我々は略奪点を目指し衝立スラブを登っていく。

紅葉と衝立岩の壮大な景色を楽しみつつ、最後は茂みの中へ入り略奪点へ到着。この頃から、やや雨がチラつき始める。

柏木さんから「中央稜」「ダイレクトカンテ」などの帰路である北陵の懸垂下降点のご説明を頂く。
略奪点から北陵の懸垂下降点まで上がろうとするが雨で足場が悪そうなので断念。

雨脚が強くなってきたので、早々に下山することに。衝立前沢を下っていくが、岩が濡れており滑らないように慎重に進む。
途中、何度がロープを出して無事に下まで到着。

ヒョングリの滝の下まで戻ったころには雨は止んでいた。帰り道の途中、少しだけ日が差し込み日に照らされた非常にきれいな紅葉を堪能できた。

一ノ倉沢出合まで戻り、再度地形のご説明を受ける。その後、装備を外して少し休憩してから駐車場へ向かった。


【感想】
天候にはやや恵まれませんでしたが、美しい紅葉を満喫でき一ノ倉沢の地形について理解を深めることができた内容の濃い山行でした。
また柏木さんと前田さんのやり取りを見ていると「阿吽の呼吸」のようでお互い次に何をするか考え時間を短縮していく大切さを実感しました。

柏木さん、前田さん 今回はお誘い頂きありがとうございました。
来年も是非行きたいですね。

   
  マチガ出合 
   
 マチガ沢 白ヶ門