2016年5月7日-8日 白馬岳主稜


日程 2016/5/7(土)~5/8(日)
場所 白馬岳主稜
メンバー L岸川、渡辺三、野水、桂野
5/7(土)
4:00 いったん起床 ― 9:30テント撤収10:30 - 11:00白馬道の駅12:50 - 13:30猿倉13:40 - 15:10白馬尻 - 19:30就寝

5/8(日)
3:00起床 - 4:00出発 - 5:25標高2000M付近休憩 - 7:00標高2450M付近休憩 - 9:08二峰(順番待ち)9:50 - 10:15白馬岳10:27 - 11:55白馬尻12:30 - 13:15猿倉

5/7(土)
猿倉に着いた夜中2時、雨が降っていて予報どおり。
とりあえず4時に起きるが雨模様。
行動を諦めシュラフにもぐる。午後から晴れるようなので、白馬尻まで移動して幕営することに。
歩き始めて20分くらいで渡渉。雨で増水し靴を脱ぐ。水の勢いがあり滑って流されると下まで落ちてしまうので、お助けロープを出してもらう。午後から天候は回復。
白馬尻は貸し切り状態で快適に過ごす。
桂野さんが用意してくれた食事が大絶賛。ビーフシチューにハード系のパン。数種類のチーズがワインによく合う。寝る前に取り付きを確認。薮こぎせず雪づたいのルートが取れそうだと判断し、翌日に期待して早々に就寝するが、夜は風が強く不安がよぎり、なかなか寝付けない。


5/8(日)
3時起床、風はなくなり天気は晴れ。
気持ちが高まる。1時間で準備を済ませ出発。
8峰まで急登で高度をかせぐ。雪が少ないため3峰あたりまではブッシュが出ていたり岩登りがあったり気を遣ったが、雪稜歩き、ナイフリッジ、雪壁と、飽きさせない楽しい登り。
天気がよく時間とともに雪が緩んできていた。
トレースはついているものの傾斜のきついところでは足場がズルっといきそうで怖いので緊張しつつ慎重に登った。
予定より早い時間で2峰の取り付きまで来ると、ここで雷鳥2羽が遊んでる。
2峰を登りきったところで装備を着け、ロープの準備。先行パーティが登るのを待ち、野水さんがロープをひいて最後の雪壁に取り付く。距離は50mロープが数メートルあまる程度。以下岸川、桂野、渡辺三の順番で登る。傾斜60度とのことだが、山頂直下は私にとっては垂直に思えるほどだった。
トンネルをくぐることなく、10時15分雪屁の切れ目から山頂へ出る。
6時間15分の登りが終了。
みんなで握手をかわし記念撮影をしたら、すぐに下山開始。大雪渓は、スキー板を担いだ人ばかり。頑張って登っている横を下る。白馬尻でテント撤収し猿倉へついたのは13時すぎ。天候に恵まれ楽しく満たされた山行だった。

ありがとうございました。 (記:岸川)