日程:2016年4月16日-17日
場所 :十二ヶ岳
メンバー : L瀧本、前田、吉川、小保方、鈴木(博)、矢ヶ崎、野水、斎藤、津島、岸川、瀧濱、長谷、五十嵐、山崎、岡、柳下、坂本 (4/16のみ 柏木、藤田、兵藤) 計20名
目的:基本的なロープワークと救助を目的としたロープ技術の習得
宿泊:亦楽荘
4月15日(金)
21:30 錦糸町駅(*前田、津嶋、山崎)、21:30所沢駅(*鈴木博、吉川)、22:00 阿佐谷駅(*瀧濱、岡、兵藤) 、22:00新宿駅(*瀧本、岸川、柳下、坂本)、23:45 谷村PA集合・出発 24:40 コンビニに立ち寄り後、亦楽荘到着 26:10 就寝
4月16日(土) 【天気】晴れのち曇り 【気温】朝17℃、昼21℃
07:00 起床・朝食(各自で準備した朝食) 08:15 亦楽荘出発 08:45 駐車場到着・出発(住所:山梨県南都留郡富士河口湖町西湖3101) 09:15 えん堤到着(標高1045m付近) 09:25 野水さん、藤田さん、斎藤さん、長谷さん、五十嵐さんと合流 09:30 講習開始 11:35 柏木さん合流 12:10 昼食(各自で準備した昼食) 12:30 講習開始 16:00 終了
16:30 駐車場到着 16:45 トイレがある駐車場にて矢ヶ崎さんと合流 17:00 亦楽荘到着・夕食(夕食は鍋・きゅうりのつまみなど) 22:00 就寝
4月17日(日) 【天気】雨のち晴れ
06:30 起床・朝食(朝食は夕飯の余りを利用したうどん) 08:00 亦楽荘内で講習開始 11:20 講習終了・片づけ 12:00 亦楽荘出発 13:00 談合坂到着・昼食・清算 13:30 解散
4/16
【訓練内容】
(1)事前準備
┗岩場に到着したらヘルメットを装着
┗カラビナの種類と利用目的
┗ハーネスへのギアのかけ方
┗ロープの投げ方、縛り方、置き方
(2)懸垂下降
┗基本の流れと操作方法
1.自己確保
2.下降器のセット
3.確認、指差し呼称、自己確保の解除
4.下降(ロープの持ち方)
5.下降後のロープの解除・合図
┗懸垂下降時のバックアップ(プルージック、マッシャー、下部コントロール)
┗途中停止(ミュールノット)
(3)トップが宙吊りになった場合の自己脱出方法
┗フリクションノットを利用してロープの登り返し
(4)引き上げ
┗3/1システム(1/1、2/1も試すことでどれだけ楽に引き上げることができるか体感)
4/17
【訓練内容】
(5)ビレイヤーの自己脱出方法
1.ミュールノットなどで確保器のロープを仮固定
2.マッシャーで墜落者側のロープをセルフビレイの支点に固定(マリナーズヒッチも利用)
3.確保器のロープを慎重に緩め、荷重を墜落者側のロープに移動
4.墜落者側のロープにスリップノットでバックアップ
5.ビレイヤーがフリーになる。
6.引き下ろしができる場合、セルフビレイの支点にカラビナをかけムンターヒッチをセット
7.マッシャーを緩め、ムンターヒッチで引き下ろす。
(6)搬送方法
┗スリングを利用した搬送(チェストハーネスを使用)
┗ストックとザックを利用した搬送
┗ツェルトを利用した担架搬送
┗救急ネットを利用した担架搬送
(7)その他
┗ヘッドランプがつけっぱで本人が気づいていない場合、仲間内で消すように声掛け
┗寝床の確保
┗囲炉裏の火起こし方法
┗亦楽荘の片づけ方(鍵のありか、水の止め方、電気の落とし方、布団の干し方)
【感想】
貴重な休みにロープワーク・レスキューの基礎をしっかりと教えていただき、大変ありがとうございました。
今回学んだことを忘れないようにしっかりと反復して身につけていきたいと思います。今後もご指導よろしくお願いいたします。
また普段お会いすることがなかなかできないOBの方々のお話を聞くことができ、亦楽荘の生い立ちや当時の山行や岩の話など、驚くことだらけで大変興味深いものでした。また是非とも色々とお話を聞かせてください。
最後に小保方さん、亦楽荘に前入りした準備・そして宿泊させていただきありがとうございました! (記:岡)