2016年1月24日　丹沢　大倉尾根

１．.山行日時・天候
　　　　　平成28年1月24日（日）日帰り山行、天候　晴
２．山行場所
　　表丹沢鍋割山稜小丸尾根～大丸～金冷ｼ～大倉尾根～大倉
　　　前田：大倉尾根　⇔　花立　リハビリ山行　
３．.メンバー
　　L柏木　五十嵐（お試し山行）
　　　前田：リハビリ山行　

.コースタイム
　　渋沢駅（バス）8：36　→　大倉9：00（前田さんと分岐で別れる）　→　二俣10：30（小丸尾根登山口）　
→　1000ｍ付近でアイゼン装着　→　鍋割山稜13：10　→　金冷ｼ分岐14：20　→　大倉17：00

＜前田＞
大倉バス停８：５０－９：００小丸組と分かれる－１０：２５魚止小屋１０：３０－
１２：００花立小屋１２：２０－１３：３０魚止小屋－１４：４０大倉バス停

　　今年はじめての山行は、丹沢から始まる。当初、表尾根縦走を計画していたが、集会でお試し山行の同行者を前田代表から依頼され、エスケープルート等考えルート変更することにした。

　　予定通り、新宿発7：01の小田急線小田原行急行にメンバー3人集合。車中でお試し山行者五十嵐さんに山行経験等話を聞きながらコースの選定をする。冬靴、12本アイゼン他、今日のために仕入れ昨日は興奮して眠れなかったと話す五十嵐さん。期待を裏切らないよう考え本日のルート、小丸尾根～大倉尾根下降、前田さんと合流することとした。

渋沢駅バス停では、ヤビツ峠行バスは降雪で蓑毛止まりと注意書きがあり、秦野で降りず良かった。

大倉に着くと登山者が多く集まり準備を整えている。登山届ポストに変更計画書を投入し二俣へ向かう。

二俣まではノンストップ（一時間30分）、少し歩き過ぎたか少し反省。会ではアプローチは一本（休憩なし）でと説明すると納得したよう。途中新しい靴の履き心地等を聞いてみると今のところ大丈夫とのこと。

　　　いよいよ小丸尾根。五十嵐ペースを見ながら50分ﾋﾟｯﾁ休憩、具合を聞きながら小休止調整。標高1000ｍ付近から雪が多くなり凍ってきているのでアイゼン装着。本人いわくアイゼン初体験とのこと、新品アイゼンを履き満足げな表情。まずはアイゼンをひっかけないようガニ股で歩くよう指導。ちょっと腰をひいているがまずまずの登り方である。途中靴ひもの結び目を下げ足首が動くと楽になるのでさせてみる。自分に合う調節方法はいろいろ経験したら判ってくるので山行回数が解決してくれる。

1000ｍから少し上がったところで、‘柏木さんもう限界です’の発声。じゃもう少し上まで上がって最高到達点にしようか。灌木が切れ富士山が見えると感激し、‘来て良かった’の言葉。‘ここまで来たら降りるより上に出た方が楽だよ’と促す。相模湾から伊豆半島、大島、その先の島々、江の島、東京湾、横浜、房総半島、富士山、絶景である。絶景に感動しさっきの弱音は飛んだよう。

鍋割山稜登山道まで出ると風が出てきた、風が冷たい早く下りよう前田さんが待っている。

大倉、鍋割分岐から大倉尾根を下降する。花立まで降りると温度が上がりなんとも穏やかである。凍結も緩くなってきたのでアイゼンを外しスリップに注意し、ストックでコントロールしながら慎重に下るようにする。

馬返しを過ぎ分岐のところで前田さんに現在位置を連絡、大倉で待ちくたびれている模様。ヘッデン使わないうちに降りようと激励する。もう先が見えて来たのか五十嵐復活？なかなか見込みがありそう入会してほしいものだ。

大倉に到着。5時8分の渋沢行きバスになだれ込むように乗る。渋沢駅バス停からいろは食堂へ、おかみさんに年始挨拶を行い、懇親会とする。初山行は無事終了。

＜前田＞
朝７：０１新宿発の電車で柏木、前田、五十嵐で丹沢に向かいました。

今回は恒例正月明け丹沢登山です。

電車の中で、五十嵐さんが興奮して寝ていないとのこと。表尾根では何かあったとき大変になるので、コースを変更。柏木さん、五十嵐さんは大倉－小丸－塔が岳－大倉尾根に。前田は計画とおり、大倉尾根の行けるところまで。

８：５０一緒に大倉バス停を出発。足の調子を確認しながら、ゆっくり登る。魚止め小屋の下辺りから雪が出てくるが、アイゼン着用せず登る。

足の手術をした後、1時間半以上歩いたことがないので、心配しながら登る。戸沢との分岐までと思い登るも、分岐を見逃してしまい、花立まで登る。ここまで3時間。天気も良く、富士山も見え、今回はここまでと思い、ここから引き返す。下りは登りより、膝が持ちそうもないので、アイゼンを履きゆっくり降りる。下り2時間で大倉バス停へ。ほぼコースタイム通りに驚きながら、何とか足が持ったことに感謝。

バス停で二人の下山を約2時間半待って、合流しいつもの通りいろは経由で帰宅。

大倉尾根途中からの富士山	花立から頂上方面　霧氷が綺麗
花立から海方面	花立小屋