2015年10月29日 明星山


場所 : 明星山P6左岸稜
日程 : 10/29
メンバー : L二宮、小林、浦
7:00起床~9:00スタート~9:45登攀開始~2:30登攀終了~5:00駐車場

5:00に起床するが路面濡れているため2度寝。7:00改めて起床し、展望台駐車場へ移動。朝食&持ち物チェックを済ませ対岸の岩壁へ向かって下降。
ちょうど先行2人パーティーが1p目を登り始めたところだった。
15分ほどで取付に到着。水量が少なめで飛び石で渡渉。先行は、2pスタート。
1p Ⅴ 浦リード
途中まで3人でノーロープで登ってしまう。登り出しのみ薄かぶりで、それを超えるとトラバースで終了。
2p Ⅳ 小林リード
ルンゼを登り左に出て右上しフェースを直上。フェースの直上が恐ろしく難しい。Ⅳ級の気持ちで行くと手痛いシッペ返しを喰らう。体感5.9?おそらく右上のところ直上が正解、立っているがホールド、スタンス豊富に見える。
3p A1 二宮リード
核心のあぶみのピッチ。浦、小林は、初めての人工登攀。不慣れなため全身の筋肉を使い疲労困憊。フリーで12aのグレードがついているため、ずっとハンガーボルトがうたれている。短い間隔でボルトがあるためドローがなくなりハング越えたところでピッチをきる。
4p (A1後半~Ⅴ)浦リード
ボルト3本分のバランス悪いところを登り3p終了点からルンゼ状を直上だが、いきなりハンガーボルトから怪しいハーケンにかわり、心情的にはよろしくない。直上後は、スラブだがその直前から雨が降り出し、石灰岩がヌルヌルして緊張する。一手フリクションのみで我慢すると、ガバらしきホールドがあるのだが、足が信用できず躊躇。本日1の勇気でそ~っと体重移動、左の指先2本分で身体を壁側に押し右手を伸ばす。もうひと伸び必要だ、一瞬戻ろうかと思ったが一息ついて上半身のみデッド?でガバらしきところを掴む。期待したほどいいホールドではなかったがとりあえず一安心。後は慎重に一手ずつ終了点の失神テラスへ。壁はより濡れ、ヌルヌル度を増してさらに殺人スラブと化してきて、フォローでも悲鳴をあげる状態になった。残り3pはⅢ級だし壁の状態も悪いのでここから懸垂下降。
取付からはヘッドランプ使用。
キャンプ場に移動して、フィッシュパークの東屋に幕営。                           記:小林