所 : 西丹沢 中川流域 (箱根屋沢・悪沢))
日程 : 9/5~6
メンバー : L二宮、小林、山田(5のみ)、佐原(5のみ)、野島、桂野
9月5日
6:30 西国分寺集合9:45 箱根屋沢 入渓14:45 遡行終了16:32 駐車場所へ下山17:00 ぶなの湯18:30 山田、射場、新松田駅へ
9月6日
5:30起床、7:30入渓 15:20下山
9月5日早朝、西国分寺駅南口にて集合。三々五々と集まってくるメンバー。程なくして全員集まったところで小林、射場は二宮車、野島、山田は桂野車で出発。途中東名が少し混むが大きな渋滞に嵌ることも無く順調に大滝キャンプ場に着く。
大滝キャンプ場から入渓ポイントまで距離がある事、また駐車場代がもったいないという理由で結局入渓ポイントで駐車。他の沢屋も同様、この日は数台の沢屋と思われる車両が駐車していた。
早速準備を整えて入渓。記録係(桂野)は初遡行だが、フェルトソールのグリップに馴染む間もなくF1に到着。入渓後15分。早速ロープを出して登攀開始。二宮さんがリードでどんどん登っていく。
以降、各滝は以下のようにクリア。
・F2 下段フリー、上段はロープ使用 ・F3 ロープ、人によってはプルージックで ・F4 右からクラックを左上へ斜行 ・F5 ロープ ・F6 ロープ ・F7~8 巻き(右から・・・結構悪くて沢床まで高度差あり) ・F9 人工登攀
詰めきったところで尾根へ出たが、その後の下降路の発見に手間取った。結局シカ除けの柵に沿って下降するのが正解のようだ。ところどころシカの柵をハシゴで乗り越えたり、穴の開いているところを脱北したりして尾根へ出る。尾根へ出たらそのまま下降、笹原に入り、最後はトトロの道をたどって自動車道へ出る。
9月5日はその後ぶなの湯へ。温泉の後は悪沢の入渓口のすぐ近くに駐車し、直下の川原でテント泊。初の会山行のテント泊、色々と自分なりに改善すべきところを見つけました。たとえばクルマの近くでテント泊の場合、アルファ米系の食事にするメリットはあまり無い・・・・少し荷物は重くともさっと出来るメシが良い・・。
9月6日は5:30起床、7:30入渓、
早速登っていくが、二ノ宮さんいわく水量が多いみたいで滝は結構厳しい状況。F1~F3は迷わず巻いた(巻き道は明瞭に着けられていて迷わない)。
F4は見たところ右から登れそうに見えた。二宮さんが登り始める。順調に登って途中のテラス?のようなところから上段へ行こうとするあたりでハーケンを打つ音が・・・・・しかし、いくら待っても登っていかず、しばらくすると下降するとのこと。
どうも上部は下からは分からないが相当悪いらしく、ホールドも無ければスタンスも無く、岩も非常にもろい・・・・・名前にたがわぬ悪沢。というわけでF4も巻きであった・・・・。
F5はスラブ状のナメ滝であるが傾斜があるので新人には結構難しい。パーティに迷惑のかからぬよう、遠慮なくA0で強引に登らせていただいた。F5以降はFナンバー振られていないが、F6として6つ目の滝を記した。上段は人工を使用。最後の15m二段の滝も二宮さんリード、水線中央を登る。大量のシャワーをまともに浴び苦戦されていました。下からフットホールドの位置の指示を受けようやくはい上がる。ラストに登った小林さんはあとで曰くシャワーでコンタクトレンズが流れそうだったとのことです。
その後は沢を詰めていって965mピークへ至り、休憩。休憩後は桂野に小林さんが地図を渡し(なんと桂野は水曜の集会後に時間を取れず、不届きにも地図不携帯!沢登りではありえないことだと今回実感)桂野ナビゲーションで下山。
途中一箇所尾根を間違えてしまいました。すみません・・・・・・。結局650mピークから東へ進むと昨日の下降路に出るのであった・・・・。