2015年6月20日 中芝新道~西黒尾根


場所 : 中芝新道~西黒尾根
日時 : 6/20(土)晴れのち雨
メンバー::L二宮、渡辺三、小林
ロープウェイ駐車場4:10~芝倉沢7:00/7:15~一ノ倉岳10:40/10:45~肩ノ小屋11:50/12:30~ラクダの背13:30/13:35~ロープウェイ駐車場15:00

3:30起床。道の駅水上を出発し、ロープウェイ駐車場に到着するなり身仕度を整え、小雨がパラつく中歩き始めた。
しばらく歩くと明るくなり始め、登れそうな予感。
とにかく出合まで行って、岩がぬれているようなら中芝新道を偵察しに行ってみようかと二宮さんが提案。
岩登りは好きだけど、歩きはあんまり好きではない私は複雑な心境…。

出合に着くと、4、5人の先着パーティーと12人の大所帯のパーティーが後から到着。どちらも登りに行ったようだ。

私達はルンゼの計画の為、濡れているだろうと判断し、中芝新道へと歩きはじめた。

芝倉沢は残雪がまだまだたっぷりあり、ガスガスの微妙な天気のため、沢から尾根への取付きが見つけられるか心配されたが、高度が上がるとガスは抜けていて快晴の誰もいない景色が広がっていた。テンションが上り、登る気マンマンになってきた。雪はかたく、6本爪軽アイゼンのさんぺいさんと私はトラバースがちょっと怖かった。心配していた取り付きはピンクのテープもあり、わりとすんなり見つけられたが、登山道は悪く、濡れていて滑りやすかった。しばらく登ると急な残雪のトラバースをする箇所があり、もう一度アイゼンを装着する。そのあともいやらしい草付きや濡れた岩稜歩きとなり、なかなかしんどい。

二宮さんとさんぺいさんはぐいぐい登っていったが、私は高山植物の復習をしながら気を紛らわし登った。
ようやく一ノ倉岳の手前のピークまできたが、そこからもまだまだ長く、3人ともウンザリ気味。途中、堅炭沢を下降できそうか偵察して、一ノ倉岳まで到着。

ここまで、登山道としては悪い道だか、分かりづらいところなどはなく、草刈りもされていた。

ロープウェイが運休中だったので、山はガラガラだったが、稜線にでると登山者にも会うようになった。肩ノ小屋で40分の大休止。小屋番の方からコーヒーもご馳走になって、楽しくお話をして、西黒尾根を下山。登山道に雪はなし。

ロープウェイ駅に着くと雨が降り始め、やがて土砂降りとなった。やはり今回は中止にして良かったと納得。
中芝新道はもう登りたくはないが…。                                     (記:小林)