2013年10月26-27日  剱岳慰霊祭


メンバー 南 博人、武藤 正、渡辺 浩志、藤 芳泰、石橋 侯男、穂苅 勲夫、小泉 崇、高橋 寿夫、吉川 昭男、小池 正春、高野 恵有、真島 秀次、橋本 勝、松本(桜井 真貴子、八木 義之、古屋 茂紀、鈴木 忠雄、佐々木 邦雄、河野 通晴、高野(遠藤)厚子、二宮 勝男、鈴木 博一、加藤 隆一、瀧本 健
前田(北村)惠久、柏木 豊彦、宇塚 隆之、柳橋 隆司、衣斐 智子、射場 京子、會澤 裕貴、渡辺 仁(本郷岳友会)

10月26日(土)雨
前日まで超大型台風27、28号の動きにたいへん気をもんだが、なんとか関東地方への上陸は避けられたため剱岳慰霊祭を決行することとなった。
まだ時折強い雨が吹き付けてはいるが欠席者もなく新宿に集合し、ほぼ予定通りにバスで出発した。関越道の上里SAにて佐々木車と合流し、全員32名が揃った。ここより関越道〜上信越道〜北陸道と進み滑川ICで降りて予定通り馬場島に到着した。
時折のあいにくの雨であったが馬場島荘のご厚意により馬場島荘室内にて、15時より慰霊祭を行った。地元の廣野香積(ひろのかすみ)神社の二宮宮司によりお祓いと祝詞の奏上が行われた。続いて遺族代表の澤田さん、渡辺(仁)さんと渡辺(浩志)元代表により玉串奉納された。その後レリーフを馬場島荘の近くにある社に安置し、旧レリーフ設置跡を訪れた。旧い山仲間と濡れて鮮やかさを増した木々の紅葉に囲まれて、剱岳に逝った西岡、澤田、小俣、野口の4名の方々もご安心されていることでしょう。
その後、湯神子(ゆのみこ)温泉に向かった。ひと風呂浴びて夜7時より、黙祷、「剱岳に祈る」の歌唱、武藤さんによる献杯の音頭により親睦会がはじまった。南会長、前田代表の挨拶と参加者全員の自己紹介などのスピーチにより和やかに進められた。最後に記念撮影をしてお開きとした。

10月27日(日)曇後晴
 朝8時に湯神子温泉を出発し、穂苅さんの発案で近くの自然巨石に彫られた不動明王がみごとな大岩山日石寺に立寄った。その後滑川ICより北陸道に入り糸魚川ICで降り、明星山に向かった。明星山南壁に逝った田中、中田2名のレリーフの前にて全員で黙祷し、慰霊した。
その後、後立山連峰の山々を遠望しながら国道148号線〜147号線を南下し、安曇野大王わさび農場で昼食とした。ここで佐々木車と別れバスは長野道から中央道にて帰京へ、途中事故渋滞に遭ったが予定通りの午後7時に新宿に到着し無事全行程を終了することができた。
(記:加藤)

レリーフ設置社前1 レリーフ設置社前2 レリーフ設置社内
旧レリーフ跡 剱岳慰霊祭 剱岳慰霊祭
剱岳慰霊祭 懇親会 明星山レリーフ
明星山レリーフ設置付近 明星山レリーフ前集合 明星山南壁