あいにくと雨の予報であったが、まだ満開の桜に出会えるかも知れないと思い出かけることになった。
　集合時間10:00前に8名が集まり、無人駅の谷峨駅を出発する。御殿場線、国道246を跨線橋で越えて、田んぼの中を東名高速道路方面へ向かい酒匂川を渡る。東名高速のトンネルの上の急な舗装道を歩いていくと集落に出る。ここより小道に入る。紫色のスミレの小花が目を楽しませる。やがて頼朝桜が満開で出迎えてくれた。十字路で小休憩。やがて晴れていれば富士山が良く見えるはずの登山道を行くと牧場の柵が現れ、頂上は間近だ。
　頂上は回りが牧場に囲まれたところだ。残念ながらガスに囲まれ視界はない。
30分程度休憩し下山にかかる。牧場脇の急な登山道をおりていくとやがて歩きやすくなってくる。旧共和小学校から鍛冶屋敷へのコースで小雨となり、みんな傘をだす。国道246へ出て山北駅に向かう。
山北町は桜祭りの最中であった。御殿場線の両岸の満開の桜が見事だ。祭りのメーン会場は桜の湯のとなりの広場だ。桜の湯で一風呂浴びた後、松田駅に向かう。新松田駅前の「はなの舞」で祝杯をあげ、次回の山行を4月21日（日）小原さんの追悼山行を兼ねて本仁田山とすることに決め、解散した。（加藤）