2013年2月23日 妙高 山スキー


メンバー:L柏木、前田、相原、斉藤
天候:晴れ
極上のパウダースノーの滑降、そして天候、ロケーションにも恵まれて、全員が山スキーを十分に楽しめた一日であった。
頂上までのアクセス良さと、高低差のある長い滑降コースも、妙高・三田原山スキーを楽しめた要因の一つであろう。

今回、山スキーの初体験の相原、斉藤がいたので、予定コースタイムよりも時間がかかった。
今後は、スキー技術の向上、及び冬山の経験と勉強が必要だと感じた。

ゲレンデとは違う、自然を相手にしたスキーは「山ヤ」ならではの楽しみであろう。
山ヤとして、スキーヤーとして、楽しい一日であった。

  
  


<山行記録>
2/22(金)
22:00 武蔵浦和駅に集合。
妙高までは関越自動車道・所沢IC→上信越道・妙高ICで向かう予定であったが、日本海側の降雪の為に上信越道の途中で高速道路が通行止めとなり、妙高までは下道でのアクセスとなった。
02:30 仮眠予定施設の「温泉かふぇ・ランドマーク妙高高原」に予定よりも30分遅れで到着。
「ランドマーク妙高高原」はネットカフェと温泉を合体させたような施設。
冬季スキーシーズンは24時間営業、大人は一泊\3,000。
大広間で仮眠が出来、快適に過ごす事が出来た。

2/23(土)
妙高杉ノ原スキー場ゲレンデ駐車場にて元会員の寺井さん夫婦と合流。
8:30 妙高杉ノ原スキー場ゲレンデより入山
9:30 三田原第3高速リフト乗り場(1,490m) シール登高開始 
予定では「杉ノ原ゴンドラ」→「三田原第3高速リフト」と2本のリフトを乗り継ぎゲレンデトップからハイクアップで三田原山を目指す予定であったが、
我々が「三田原第3高速リフト」乗り場に着いた時点で、昨夜の降雪によりリフトとゲレンデの整備点検が遅れ、リフト運行が始まっていなかった。その為にリフトでの登行を諦め、予定より早くシール走行に変更した。
柏木、前田、相原、斉藤はスキーにてシール歩行にて、寺井さんご主人はスノーシュー、奥様はワカンで登降を開始する。
リフト終点まではゲレンデの端をハイクアップした。
10:35「三田原第3高速リフト」終点(1,860m)
10:50 一般スキーヤーが入らない山スキーのエリアに入る。
今回のコースは妙高エリアの中でも人気コースで、我々が入山した時点ではっきりとしたトレースが付いていた。
山スキーエリアに入り、柏木、前田はベテラン経験者で危なげ無く登高を行うが相原、斉藤は今回が初めての山スキー、両先輩より山スキーで登高方法をはじめ、冬山登山のルートファインディング、雪崩が起きやすい箇所の見方やトラバース方法、雪庇踏抜き注意などの指導を受ける。
13:45 三田原山 山頂直下(2,290m) ハイクアップ終了
シールを外し、滑走準備。
私達が頂上付近に着いた時、先行3人パーティーの男性1人が外輪山で雪庇を踏み抜き100m滑落の事故が起こっていた。
男性は右足を骨折、事故から二日後に無事救助された。
人気エリア、危ない箇所も少ないコースではあるが冬山登山の危なさは忘れてはならない。
14:00 滑走スタート
前夜までに降った雪で斜面はさらさらのパウダースノー。
全員が充分に新雪の山スキー滑降を楽しむ事が出来た。
相原、斉藤は深い新雪での滑りが初めてのため、経験と技術の不足があった。
17:00 下山(717km)

記:斉藤